アルマーニのワシのロゴに酷似した中国名門大学の校章…商標登録で論争拡大
中国の名門教育機関である浙江大学が、学校のシンボルであるワシの校章を商標として正式登録したことを受け、中国のソーシャルメディアを中心に論争がヒートアップしている。今回の商標登録のニュースは、中国最大のSNSプラットフォーム・微博(ウェイボー)だけで累計閲覧数4億回を突破し、単なる学内ニュースを超えた社会的な話題として急浮上している。
世論が今回の問題に強い関心を示している背景には、最近中国で相次いだ高級ブランドをめぐる大規模な商標権紛争がある。先ごろ、中国の有名ミルクティーブランド「モリーティー」が、フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーである花びら模様を無断で侵害したとして、1030万元(約2億4700万円)の賠償を命じられる判決を受けたことで、商標権に対する関心が一段と高まっている。
こうした状況を受け、中国のネットユーザーの間では、浙江大学の今回の措置は、世界的ファッションブランド「アルマーニ」との潜在的な法的紛争を避けるための先手を打った防御策だとの見方が広がっている。実際、浙江大学の校章中央に配置されたワシのデザインは、アルマーニを象徴するワシのロゴと翼の形状や全体のシルエットが酷似しており、混同を招きかねないとの指摘もある。
しかし、浙江大学の商標出願を代理した法律コンサルタントは、こうした高級ブランドとの訴訟説について事実無根だとして明確に否定した。大学側の代理人は、今回の商標権取得は外部ブランドとの対立が理由ではなく、近年急増している大学記念品やグッズ市場での無断使用の問題を根絶するための内部的な必要性によるものだと説明した。
実際、大学側は、一部の小規模業者が浙江大学の知名度を利用し、ワシの図柄を使用した記念品や文房具を違法に製造・流通させる事例が増えたことから、消費者保護のため対応に乗り出したという。大学側は現在、医学、農学、法学、電子工学など総合大学として関係するさまざまな商品分類にわたり商標登録手続きを進めており、一部の品目についてはすでに登録証の発給も完了したことが確認された。
![浙江大学キャンパス内に設置された毛沢東像。[写真 百度キャプチャー]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/5/e5d14_204_35b79912_e3569f01.jpg)
