7月14日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「防災庁設置法の成立」について意見を交わした。 

“責任ある積極財政”の一つの核 

防災施策や災害対応で国の司令塔となる防災庁の設置法が13日、参院本会議で与野党の賛成多数で可決、成立した。法律は設置を年内としており、政府は11月にも発足させる方向で準備を進める。 

防災庁は、内閣府の防災担当を改編し、人員も220人体制から352人体制に増やす。首相をトップに、担当相や副大臣、政務官を配置。本庁以外に、日本海溝・千島海溝地震と南海トラフ地震への対応を想定した地方拠点として「防災局」を2カ所設ける。防災関係の研修や研究を担う「防災大学校」の設置も検討する。 

「自然災害の多い日本。防災庁の役割に期待が高まっているとも出ていますけど、田中さん、これはどうご覧になりますか?」(寺島アナ) 

「やはり必要ですし、今の高市政権でもいわゆる『サナエノミクス』の核として“防災リスクを管理していこう”ということで、“責任ある積極財政”の一つの核になっていると思います。そのための実行部隊として防災庁を設置する。これは赤沢経済産業大臣が昨日、X(旧Twitter)で“ライフワークの1つが今秋にも実現する”と投稿してました。彼は昔からそれを言っているんです」(田中氏) 

「そうなんですね」(寺島アナ) 

「赤沢さんって石破さんの腹心だったじゃないですか。だけど高市さんは、赤沢さんのリスク管理上の能力や知見を政権内で生かしたいから取り込んだ経緯もあるんじゃないですかね」(田中氏) 

「そうなんですね。でもそれはむしろ良いことですからね」(寺島アナ) 

「そうですね。先ほど“防災関係の研修や研究を担う『防災大学校』の設置も検討する”という話があって、税務大学校みたいな感じですけど。そうじゃなくて、もう少し高等研究機関として、大学生や大学院生、博士課程の養成とか。そういった大学みたいな組織を作っても良いんじゃないかと思います」(田中氏) 

 

 

〈出典〉 

防災庁、11月にも発足へ 参院本会議で可決・成立 地方に拠点も | 朝日新聞