YouTubeチャンネル「【世界経済情報】モハPチャンネル」が、「【オーストラリア】ネズミの大群が押し寄せる!1haあたり1万匹との推計も!農業に深刻な被害も」を公開した。動画では、オーストラリアで発生しているネズミの大量発生が、農業や世界経済に与える影響について解説している。

オーストラリアのニューサウスウェールズ州など幅広い地域で、ネズミが大量発生している。モハPチャンネルによると、これは豊作の翌年に起こりやすい現象だという。畑に残された作物や雑草をエサにし、生後6週間程度で繁殖可能になるネズミが爆発的に増加。一部の農場では「1ヘクタールあたり数千から1万ぐらいのネズミが生息している可能性がある」との推計も出ている。

農家への被害は深刻だ。サイロへの侵入による糞尿汚染で作物が破棄となるほか、家屋への侵入や悪臭による精神的苦痛も大きいという。駆除費用がかさむ一方で、中東に依存する肥料の調達コストも高騰しており、農家の負担は増大している。さらに、太平洋で発生しているエルニーニョ現象による水不足の懸念も重なり、まさに「非常にタイミングが悪い」状況となっている。

オーストラリアは農業国であり、多くの農作物を輸出している。仮にネズミ被害や水不足によって不作となれば、食料品のインフレが世界中に波及する恐れがある。国内経済に目を向けると、インフレの再加速や政策金利の引き上げによる景気減速に加え、極右政党であるワンネーション党の支持率が首位となるなど、不安定な状況が続いている。

日本への直接的な物価上昇要因にはすぐにはならないものの、世界的価格上昇の影響は避けられない可能性がある。自然災害と経済問題が複雑に絡み合うオーストラリアの動向に、今後も注意が必要だ。

チャンネル情報

●特に、金融市場で起こっていることを、金融に詳しくない方にもわかるように解説しています。●また、日本のメディアではあまり報道されない、国際情勢についても情報発信しています。