大相撲七月場所>◇二日目◇13日◇愛知・名古屋IGアリーナ

【映像】カメラが捉えた豊昇龍の表情(アップ)

 2場所ぶりに本場所復帰を果たした横綱・大の里(二所ノ関)が前頭筆頭・藤ノ川(伊勢ノ海)に突き落されて連敗を喫した。休場となった三月場所三日目に続いて藤ノ川に金星配給となり館内騒然となる中、先に連勝を決めた横綱・豊昇龍(立浪)が東方の土俵下で見せた表情をカメラが捉え、大の里を気遣うかのような振る舞いにファンが注目。「豊昇龍の優しさよ…」「横綱だからこそわかる重圧よ」など反響が寄せられた。

 「左肩関節脱臼」による休場から2場所ぶりに本場所の土俵に戻ってきた大の里。しかし初日、苦手とする小結・義ノ富士(伊勢ヶ濱)に押し出され4敗目(不戦敗の1敗含む)を喫し、復帰初日を白星で飾ることはできなかった。

 連敗は避けたい二日目だが、相手は休場となった三月場所最後の取組となった三日目に対戦し、金星を配給している前頭筆頭・藤ノ川。立ち合い、正面から突いて出た大の里は一気に圧力をかけるも、右を差される嫌な展開。藤ノ川は時計回りに土俵を使いながら左からの突き落とし。大の里は足がついていかずに前のめりに倒れ、土俵上を転がり、土俵下に転落した。土俵下に落ちた大の里は花道奥、遠くを見つめながら腰に手を当てて呆然。さらに天を仰いだ。

 二日目にして座布団が舞う異常事態。館内騒然となる中、一番前の取組で同じく前頭筆頭・隆の勝(湊川)を見事なすくい投げで下して2連勝を決めた豊昇龍が一瞬浮かべた表情をカメラが捉えた。

 一礼して土俵を去る際、愕然とする西方の大の里に向けて、静かに視線を送った豊昇龍。その様子をカメラが捉えると、ファンからは「豊昇龍の優しさよ…」「横綱だからこそわかる重圧よ」といった反響が。一方、よもやの連敗となった大の里に対しては「重症やん」「肩がな」「休んだ方がいい」「治ってないん?」など心配の声が多数寄せられた。

 その豊昇龍は三日目、結びの一番で大の里を破り勢いに乗る藤ノ川との取組が組まれている。横綱としての意地を見せるか、勢いに乗る若手が両横綱をのみ込むか――注目だ。(ABEMA大相撲チャンネル)