混乱続いた韓国はアギーレ電撃招聘を画策 日本代表での実績を評価も4億超えの高年俸がネックに「最も魅力的な計画」【W杯】

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メキシコ代表監督を退き、フリーとなったアギーレ氏

 今夏の北中米ワールドカップ(W杯)でメキシコ代表を率いた硬骨漢の動向が大きな話題を集めている。

 現地時間7月10日、スポーツ専門局『FOX Sports』のメキシコ版で、サッカー番を務めるカルロス・ロドリゴ・エルナンデス記者は「ハビエル・アギーレが再び国際舞台のレーダーに浮上した」と伝え、韓国代表、そしてサウジアラビアのクラブチームから「声がかかっている」と報じた。

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 2002年と10年大会に監督としてメキシコを16強に導いていた。24年7月に再登板してから始まった今大会も堅守と素早い攻守の切り替えを徹底されたサッカーでグループリーグを無敗で突破。惜しくも決勝トーナメント2回戦でイングランド代表に敗れたが、個性派揃いのチームを統率した手腕は高く評価されている。

 大会後に「まだどうするべきかはわからない」と退任。フリーとなったアギーレ氏だが、彼の手腕に懸けるチームは少なくないようだ。

 とりわけアギーレ氏の動向を熱心に追っているとされるのが、韓国だ。代表のレジェンドであるホン・ミョンボ監督の下で躍進が期待されたチームだったが、結果はグループリーグ敗退。攻守において精彩を欠いた内容は国内で酷評され、国会文化体育観光委員会が国会での公聴会で関係者に責任を追及する異例の事態にまで発展している。

 次になる4年間に向けては失敗が許されない。そうした中で実績十分の67歳に白羽の矢を立てたというわけである。

 もっとも、交渉は一筋縄ではいかない気配だ。スペイン紙『AS』によれば、「休息を求めている」というアギーレ氏は、すでにサウジアラビア1部の強豪アル・イテハドからの莫大な年俸オファーを拒否。さまざまなオファーを吟味しながらも、「30年間も休まずに指導者生活を続けてきたアギーレは、自分のキャリアが仕上げ段階に近づいたと考えている。あくまで憶測にすぎないが、彼の引退の時は近づいている」という。

 また、韓国メディア内では、250万ユーロ(約4億6200万円)という高年俸がネックになる可能性が指摘されている。『OSEN』は「韓国サッカー協会は2030年のワールドカップを目指して新しいプロジェクトを準備している。その中でアギーレを監督するというのは最も魅力的な計画の一つだ」とした上で「現実的な問題として最大の障害となりえるのは高額な年俸をどう払うのかだ。アギーレ氏との契約は決して潤沢な資金を持っているわけではないサッカー協会にとって少なくない負担になる」と言及した。

 アギーレ氏はかつて日本代表やUAE代表を率いるなどアジアでの実績は十分に備わっている。何よりも規律やケミストリーを正したい韓国サッカー界にとっては、まさにうってつけの人材と言えよう。

 そうした中で韓国サッカー協会が高年俸の“リスク”を犯してでも動くのか。森保一監督の続投が濃厚視されている日本にとっても、その契約動向は注目をする価値がありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]