今日11日(土)は、太宰府(福岡)で最高気温39.3℃と、今シーズン全国で初の39℃台となりました。明日12日(日)も、九州では40℃に迫る暑さの所があるでしょう。過去、九州では最高気温40℃以上の酷暑日を記録した事がないため、未経験の災害級の暑さに警戒が必要です。この先1週間、暑さのピークは14日(火)で、全国100地点以上で35℃以上となり、東京都心も今シーズン初の猛暑日予想です。熱中症に厳重な警戒が必要です。

今日11日(土)は今季全国初の39℃台と危険な暑さに

昨夜(10日)~今朝11日(土)にかけて、静岡市や金沢市、京都市、大阪市では、今年初めて気温が25℃を下回りませんでした。九州~関東では、朝のスタートから気温が高いところに日中は強い日差しが照り付け、午前中から最高気温35℃以上の猛暑日が続出となりました。

15時半までの最高気温は、太宰府市(福岡)39.3℃(太宰府として観測史上1位タイ)と、今シーズン全国で初めて39℃台と体温超えの暑さとなりました。900地点あまりある全国アメダスの内、43地点で35℃以上の猛暑日となり今年最多となりました(昨日10日は40地点)。

西日本を中心に35℃以上の猛暑日となり、長崎市35.4℃、鳥取市35.2℃など、今シーズン初の猛暑日となりました。福岡市36.3℃、佐賀市37.0℃、熊本市36.5℃などで今年1番の暑さとなり、いずれも2日連続の猛暑日となりました。

その他、大阪市31.6℃、名古屋市32.0℃、東京都心31.0℃と、大阪市と東京都心は4日連続、名古屋は3日連続の真夏日となりました。

一方、東北や北海道は曇りや雨で、最高気温は昨日10日(金)より低い所が多く、仙台市29.3℃、札幌市26.0℃でした。

明日12日(日)も九州で40℃近い所も

明日12日(日)は、今日11日(土)より更に最高気温35℃以上の猛暑日地点が増える予想です。900地点あまりあるアメダスの内、50地点以上で猛暑日の予想です。特に、九州では日田市(大分)で39℃予想と、40℃に迫る所もあるでしょう。ちなみに、九州では統計開始以来、40℃以上の酷暑日を観測した地点はありません。

【九州の歴代トップ3】
①大分県日田市    39.9℃ 2018/8/13
②宮崎県西米良村   39.7℃ 2020/8/17
③佐賀県佐賀市    39.6℃ 1994/7/16
③熊本県天草市牛深  39.6℃ 2013/8/20

災害級の暑さに警戒が必要な1週間

この先1週間は、特に「災害級の暑さ」に警戒が必要です。暑さのピークは14日(火)で、全国アメダスの約7割で最高気温30℃以上の真夏日となり、最高気温35℃以上の猛暑日地点は120地点を超える予想です。

東京都心でも、今年初めて35℃以上の猛暑日予想のため、急な暑さに警戒が必要です。というのも、今年の6月は、ここ数年ではめずらしく「しのぎやすく」、東京都心では30℃以上の真夏日が2回しかありませんでした。これは10年ぶりの少なさです(昨年2025年は13回)。暑さに体を慣らす「暑熱順化」は、数日、しのぎやすい日が続くと、また戻ってしまいます。

日ごろから、日常生活でもシャワーですませず湯船に浸かる、ひと駅余分に歩く、エスカレーターではなく階段を使うなど、汗をかくトレーニングを心がけ、「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い熱中症には十分に注意しましょう。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。