YouTubeチャンネル「数字で語る、会社のホンネ【決算解説】」が、「日本の3大メガバンク、過去最高利益を更新?その理由とは【三菱UFJ・三井住友・みずほ】」と題した動画を公開した。動画では、日本の3大メガバンクがそろって過去最高益を更新した背景と、各社の利益を生み出す構造の違いについて解説している。

動画はまず、3大メガバンクが最高益を記録した背景として、日銀が行った「マイナス金利政策の解除」が大きく影響していると説明。貸出金利が上がり、銀行が利益を得やすい環境になったことが増益に貢献したという。

続いて、純利益において三菱UFJが2兆4272億円と圧倒的な首位である一方、前年からの「伸び率」では、みずほが41.0%増でトップに立つという事実を提示。さらに、本業の儲けを示す「連結業務純益」で比較すると、三菱UFJと三井住友の差はわずか463億円にまで縮まることを明らかにした。純利益で8000億円以上の大差がついた理由について、三菱UFJが持つ「モルガン・スタンレーからの利益貢献」が極めて大きいと指摘している。

また、各社の稼ぎ方の違いをセグメント別に分析。三菱UFJは国内外の事業からバランスよく利益を生み出す「分散型」であるのに対し、三井住友は国内法人向けビジネスに強みを持ち、みずほは国内外の大企業向けビジネスを主軸としているなど、同じメガバンクでも戦略が大きく異なる点に触れた。最高益の中身についても、三菱UFJと三井住友が本業の成長によるものである一方、みずほは株式売却などの一時的な利益も追い風になっていると分析している。

最後に、市場からの評価としてPERやPBR、ROEといった指標を比較。「同じメガバンクでも利益を生み出す仕組みはかなり違う」と結論付けた。単なる決算数字の比較にとどまらず、その裏に隠された各社の強みや戦略を浮き彫りにする、知的好奇心を満たす内容となっている。

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