山形放送

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皆さんは「フラフ燃料」というものをご存知ですか?いらなくなったプラスチックを加工して、石炭や石油などの代わりに使うことができる燃料のことなんです。その燃料を積極的に活用し資源の有効活用や二酸化炭素の削減につなげる取り組みを取材しました。

寒河江市の産業廃棄物処理業「アールテック」です。
この会社では、建物の解体などで出た木材や道路などに使われる砂や石を商品として生まれ変わらせるリサイクルを行っています。
そして去年、新たに始めた事業が、「フラフ燃料」です。

アールテック総務部広報・土屋風夏さん「フラフ燃料は、製造業や建設業から発生する廃プラスチックを原料としている。廃プラスチックを粉砕したものがフラフ燃料」

フラフ燃料は、石炭や石油に代わる新たな「エネルギー資源」として注目されています。この会社では、県内の業社から回収した、廃プラスチックを自社の工場で加工して、燃料化しています。

アールテック後藤重喜 長「廃プラスチックをいままで焼却をし、単純に燃やしていた。埋め立てをしていたが、もったいないと思い少しでも資源化しようと思いこの事業を始めた」
アールテック総務部広報・土屋風夏さん「こちらが製造業や建設業から運ばれてくる廃プラスチック。日によっても誤差はあるが1日1トン前後の廃プラスチックが運ばれてくる」

運ばれてきたビニールや発砲スチロール、梱包材などの廃プラスチックは、金属が付着していないかを機械が確認したあと、細かく破砕され、フラフ燃料となります。

「こちらが梱包を行ったフラフ燃料。大体1メートル×1メートルのサイコロ状に梱包を行う。40個以上製造している」

梱包されたフラフ燃料は、青森や岩手など県外のセメント工場などに出荷され、燃やすことでボイラーの熱源にしたり、発電施設で使われるということです。元々熱源として使われていた石炭などの化石燃料より二酸化炭素の発生が少ないということです。
そんなフラフ燃料、使用するためには、専用の設備が必要なため、県内企業では普及しておらず、東北でも使う場所が少ないといいます。

アールテック後藤重喜 社長インタ「フラフ燃料は新たなリサイクルの形。それを通して、山形県のリサイクル率の向上に務めていきたい。今後は、山形県内の焼却場で使ってもらえれば、エネルギーの地産地消ができると思っている。期待をしている」

動きだした「フラフ燃料」事業。資源の有効活用や二酸化炭素の削減につなげる燃料として普及が進むか注目です。