隣の芝は青く見える? 香川のアリーナへ行ってみた【徳島】
県は徳島東工業高校跡地に新アリーナを建設予定で、年内にも基本計画を取りまとめる方針です。
お隣・香川には2025年、一足先に新アリーナが完成しています。
身近な成功例ともいえる、香川のアリーナを訪ねてきました。
県が構想する新アリーナは、徳島市大和町の徳島東工業高校跡地に建設予定です。
建設面積は、1万平方メートルから1万5000平方メートルほど。
そんな中、2025年2月、お隣・香川県高松市のJR高松駅ほど近くに、新アリーナ「あなぶきアリーナ香川」がオープンしました。
香川県民は…。
(香川県民は)
「(部活の)大会があった時に行ったら、すごく広くてキレイだなと思った」
「有名な方もよくコンサートで来ているので、嬉しいです」
「利便性が良いから、県外の人も行きやすい」
後藤田知事も視察に訪れたというこのアリーナを、蔵下泰豊館長に案内してもらいました。
(あなぶきアリーナ香川・蔵下泰豊 館長)
「こちらの建物は、ルーブル美術館の別館を手がけたSANAAという設計事務所が設計」
「一般的な公共施設とは一線を画した、非常にデザイン性の高い建物になっています」
「世界一美しいアリーナ」とデザイン性の高さが評価され、2025年にはユネスコ国際建築賞の最優秀賞を受賞しました。
(あなぶきアリーナ香川・蔵下泰豊 館長)
「こちらがメインアリーナになります」
「メインアリーナの広さなんですけど、縦が70メートル以上で横が50メートルほど、高さも床から天井まで27メートル」
メインアリーナは5024席の固定席に、可動席やスタッキングチェアを合わせると、最大で約1万人を収容できます。
(あなぶきアリーナ香川・蔵下泰豊 館長)
「臨場感がある席の配置になっているので、スポーツにしてもコンサートにしても、お客様からは距離感が良いという評価をもらっている」
(記者)
「音質は」
(あなぶきアリーナ香川・蔵下泰豊 館長)
「壁がない施設になっているので、ハウリングを起こさない」
「音が突き抜けていく感じ、アーティストの方も非常に歌いやすいと、お声ももらっている」
「お客様も、音のクオリティが高いというお声ももらっている」
このほか、約3000人を収容できるサブアリーナや武道館、さらには、トレーニングルームやカフェまで併設されています。
この「あなぶきアリーナ香川」のオープン以来、周辺の施設や商店街では利用者が約2割も増えているということです。
香川県の試算によりますと、経済波及効果は年間約310億円にも達する見通しです。
整備費は、備品なども含め約225億円、新ホールという課題を抱え、すでにアスティがある徳島で、果たしてどんなアリーナができるんでしょうか。
