秋吉台の山焼き男性死亡事故 検証委「雨不足や突風など複数要因」特有の地形による局地風も影響か
ことし2月、美祢市秋吉台で山焼き作業中の男性の衣服に火が付き死亡した事故で、検証委員会はきょう「長期的な雨不足や風速の突発的な立ち上がり」など複数の要因が事故につながったと推測されるとしました。
これはきょう(3日)、美祢市で開かれた2回目の検証委員会で示されたものです。
ことし2月に行われた秋吉台山焼きでは、作業にあたっていた市内に住む消防団員の58歳の男性の衣服に火が燃え移り、全身にやけどを負い、死亡しました。
(美祢市建設農林部農林課 岩崎敏行課長)
「長期的な雨不足、当日の急激な乾燥、風速の突発的な立ち上がり、風向きの反転など複数の要因が重なっている」
ヒアリングでは「津波のような炎が襲ってきた」「台風のような風が吹いた」などの意見が出ていてドリーネが点在する秋吉台特有の地形も影響し、局地的に突風が吹いた可能性もあるということです。
委員からは「博物館前にある本部での気象確認だけでなく、火入れ地域ごとの情報の共有をする必要があるのではないか」などの意見が出たということです。
事故を受け、山焼きを実施するかどうかも問われていますがこちらは、山焼き対策協議会で判断するとしていてまだ、結論は出ていません。
次回の事故検証委員会は8月上旬に開かれる予定で山焼きを継続するのであれば推測される要因への対策について話し合われるということです。
