ナイキの人気ランシューが大進化。スムーズな蹴り出しと自然なペースアップが楽しい
ナイキを代表する定番ランニングシューズ「ナイキ ペガサス」。1982年のニューヨーク シティマラソンで初代モデルが発表された超ロングセラーです。そのシリーズ最新作「ナイキ ペガサス 42」の発売直前に開催されたメディアセッションに参加。ニューモデルの機能性を体感してきました。
フルモデルチェンジとも言える新生ペガサス
前作「ナイキ ペガサス 41」が発売されたのは2024年6月なので、およそ2年ぶりのアップデートということになります。「40」から「41」へのアップデートは、ミッドソールの素材が変更されたなかなか大きなものでしたが、今回もフルモデルチェンジと言える進化を遂げています。今回のアップデートにより、エネルギーリターンが約15%も向上しているのだとか。凄いですね!
大きなアップデートポイントの1つが、曲線的なエア ズーム ユニットがフルレングスで搭載されたこと(前作では前足部と踵部に搭載されていました)。過去にもフルレングスのエア ズーム ユニットが搭載されたことはあったのですが、今作のものは足の裏の形状に沿うようなカーブ形状になっているのがポイント。エア ズーム ユニットの優れたエネルギーリターンを、前方向への推進力へと変えやすくなっています(プレートのような役割も果たすそうです)。
ちなみに、ズームエアとは、高圧のエアバッグ内にきつく伸ばされた伸張性の高い特殊な繊維を閉じ込めたもの。ランニング時に、足が地面に着地すると、その繊維が圧縮されて衝撃を緩衝。そして、瞬間的に元の形状に復元することでエネルギーリターンを生み、前方へ進むのをサポートしてくれます。また、今作ではエア バッグ内の気圧がシューズのサイズによって最適化されているとのこと。体が大きい人も、小さい人も同じ「ペガサス」体験ができるというわけです。
スタックハイトとも呼ばれるソールの厚さは前作と変わらず、踵部が37mmで前足部が27mm。なのですが、爪先部分のカーブ形状が変更され(前作よりも大きく反り上がった形になりました)、その部分は3mm厚くなっています。
さらに、ラスト(足型)が改良され、前足部に少しゆとりができました。足を入れると、確かに前作よりも前足部にスペースがある感じがします。とはいえフィット感がルーズなわけではなく、より快適になったという印象です。
走っていて、前作から大きく変わったと感じたのは蹴り出し時の感覚。爪先部分のカーブ形状が変更され、さらにクッショニング材の厚みが3mm増した効果だと思いますが、蹴り出し時にシューズがアシストしてくれているような感覚が得られます。蹴り出しが前作以上にスムーズに行え、次の一歩が出やすく、自然とピッチが上がる感じがします。
アスリートからも高評価の「ペガサス 42」
メディアセッションには、佐藤圭汰選手(Swoosh TC)、佐藤早也伽選手(積水化学)、柳田大輝選手(ホンダ)が登壇。「ナイキ ペガサス 42」について次のように話していました。
「ペガサス 42は前作と比べて推進力が上がり、さらに反発も感じやすくなりました。ゆっくりとしたジョグから速めのジョグ、ロングラン、ジョグ後の流しまで幅広く活用しています。万能なシューズなので、一般のランナーの方も幅広いトレーニングで活用できると思いますし、しっかりと走力を伸ばしていけるシューズだと考えています」(佐藤圭汰選手)
「ペガサスは安定感があり、今までも練習で着用してきたシューズです。ペガサス 42は、足へのフィット感が高まり、接地の際のブレが貼ったことにより、さらに安定して走れるようになっています。また、反発のリターンがズムーズで推進力が高く、疲れにくいシューズです。フィット感、安定感、反発のバランスが素晴らしく、日々のジョグやクロカン(芝生や土、砂利などの道を走るトレーニング)などで活躍してくれます」(佐藤早也伽選手)
「大学時代から、ウォーミングアップからスプリントまで、あらゆる場面でペガサスを着用してきました。ペガサス 42は着用感がスパイクに近くなり、クッション性がありながらも、よりスプリント動作が行いやすくなりました。練習ではほとんどペガサス 42を履いていて、自分にとって必要不可欠なシューズです」(柳田大輝選手)
多くのランナーを支え続けてきたロングセラーは、最新作もさすがの仕上がり。「暖かくなってきたからちょっと走ってみようかな」と考えている人は、ぜひシューズの候補に入れてみてください。
Source: NIKE
