セ・パ両リーグでホームラン26本 ささやかれる「飛ぶボール」の使用説
今季のプロ野球は本塁打の多さが注目されている。シーズン開幕初日の3月27日にはセ・パ両リーグ6試合で計12本の本塁打が飛び出し、SNS上では「飛ぶボールに変えたのか」「オープン戦とボールの飛び方がぜんぜん違うね」などの声が集まった。
セ・パ開幕カード計18試合では26本の本塁打が出ており、3月29日の阪神―巨人第3戦終了後には、阪神・藤川球児監督が「どの球場も打球が少し遠くに飛んでいるような雰囲気もあります。野球の景色というのが今シーズンはまた、少し違うかもしれないです」と今年のボールは飛ぶという印象を明かす場面もあった。
プロ野球では2011年に統一球が導入されてからボールが飛ぶ・飛ばないの論争が頻発している。最近では2024年に現場の選手や監督から「ボールが飛ばなくなった」という声が上がり、実際、本塁打数も減って論議を呼んだ。近年、日本では投高打低の野球が続いているが、今春のWBCではメジャーの「飛ぶボール」が使用され、SNS上では「野球は飛ぶボールが面白い」という意見も多く見られた。
では、今季は「飛ぶボール」が使用されているのだろうか。野球解説者・高木豊氏は2日に更新した自身のYouTubeチャンネルで、「(打者の)技術も上がってるだろうし、投手の調整不足もあるだろうし、ボールもちょっと飛んでるような気はする」としたうえで「4月いっぱいで判断できるかなとは思う」と現時点では判断しかねる様子だった。
今季は12球団の本拠地で最も本塁打が出にくいといわれた、中日のバンテリンドームナゴヤにホームランウイングが新設された。派手な打ち合いの多いシーズンになるのか、例年通り得点の少ない試合が続くのか、注目していきたい。
