JRT四国放送

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徳島南部自動車道の小松島南~阿南間、3.2キロが3月8日に開通します。

開通前のイベントと関係者の声を取材しました。

「3、2、1、ゴー」

徳島南部自動車道の「小松島南インターチェンジ」から「阿南インターチェンジ」間が、3月8日に開通するのを記念して、2月21日にウォーキングイベントが行われました。

道路上では、間近では見ることのない高速道路の案内標識板や、キッチンカーが並ぶマルシェが用意されたほか、阿南市の羽ノ浦トンネルでは、色とりどりのLEDのライトアップも行われました。

(阿南市から)
「最高です。普段歩くことないので、いい機会だと思う」

(徳島市から)
「阿南市出身なので、地元阿南の発展、美波町の発展、南の方の発展を期待しています」
「便利になって良かったと思います」

(徳島河川国道事務所・水野匡洋 副所長)
「高速道路を歩ける機会って本当にないので、ぜひ歩いていただいて道路に親しみをもっていただきたい」
「慣れ親しんでいただきたいという思いで、イベントを開催しました」
「この新しい高速道路ができることで、これまでの交通が分散されるので」
「徳島市から阿南市まで通勤時間帯において、約10分短縮される。かなり効果があるのではと思う」

一方で、参加者からはこのような声も聞かれました。

(阿南市から)
「これが徳島(市内)からつながって県南の方まで行けば、利用価値が今以上に高くなると思う」
「きょう、まだこの3.2キロでは、利用する機会はないかと思います」

徳島南部自動車道は、「徳島ジャンクション」と「阿南インター」を結ぶ、全長22キロの高速道路です。

現在、「徳島ジャンクション」から「徳島津田インター」までの7.1キロが開通していますが、「徳島津田インター」から「小松島南インター」までの11.7キロは工事中で、開通時期は未定です。

今回、開通する3.2キロには、どのような効果があるのでしょうか。

「阿南インター」近くに本社を置く日亜化学工業では、従業員約3600人の多くが車で通勤をしています。

(日亜化学工業・牛田聡史 センター長)
「1000人くらいが徳島市をはじめとする北部から通勤しております」
「現在は羽ノ浦経由、あるいは持井橋経由の一般道しかないので、かなりの渋滞で通勤時間もたくさんかかっておりますが」
「この度の高規格道路の開通によって、通勤経路が分散できるということで」
「通勤渋滞の緩和、通勤時間の削減、近所の交通渋滞の緩和という3つの効果を期待しております」

このほか、仕入れや出荷などの物流コストの削減も期待されるということです。

それだけでなく、救急搬送時間の短縮が可能になったり、津波の浸水想定よりも高く、災害に強い構造でつくられているため、「命の道」として機能することも期待されています。

(徳島河川国道事務所・水野匡洋 副所長)
「今回3.2キロの区間なんですけど、県南へ向けての大きな第一歩だと思っておりますので」
「この開通を弾みとして、引き続き徳島南部自動車道の全線開通に向けて全力で頑張っていきたい」

3月8日の一部開通を前に期待は高まりますが、やはり、一日も早い徳島市内と県南を一本で結ぶ全線開通が待たれます。