仕事も家事も忙しいと、毎日の料理が負担になりますよね。献立を考えるだけで疲れてしまう…40代・2児の母で整理収納アドバイザー1級・ESSEフレンズエディターの森川とろろさんも同じ悩みを抱えていました。そんななかで役立ったのが「減らす・置き替える」工夫でした。ここでは、料理の負担が軽くなった3つのアイデアを紹介します。

1:買い物ついでに「まとめて下ごしらえ」

夕方、疲れきった体で「今から料理…?」と思うと一気にハードルが上がりますよね。私も平日の調理がつらく、週末のつくりおきにも挫折しました。そこで続いたのが、買い物ついでに下ごしらえまで終わらせてしまうことです。

【写真】まとめて下ごしらえするだけで、料理がグッとラクに

買い物は週1回+宅配サービスに絞り、帰宅したらキャベツ・ニンジン・タマネギ・モヤシ・キノコなど、汎用性の高い野菜をすぐにカットして袋へイン。翌日までに使わないものは冷凍し、キノコ類はそのまま冷凍すれば、うま味もアップします。ミニトマトもヘタを取って洗うだけで、サッと出せて便利です。

このようにスープやみそ汁用の野菜が切ってあるだけで、翌日の準備が驚くほどスムーズに。いちばん面倒な「切る」工程が終わっているので、料理のハードルは確実に下がりました。

2:調理家電に任せる

夜ごはんの準備でいちばんつらかったのが、“煮る・焼く・蒸す”といった調理でした。火を使うと子どもの呼びかけにすぐ反応できませんし、こげつきも気になってキッチンから離れられない…。拘束時間が長く、毎日クタクタになっていました。そこで取り入れたのが、調理を家電に任せる仕組みです。

・煮る→ホットクック(みそ汁・スープ・カレーなど)
・蒸す→ヘルシオウォーターオーブン(蒸し鶏・蒸し野菜・焼きイモなど)
・焼く→トースター(焼き魚・グラタンなど)
・炊く→炊飯器(炊き込みご飯・オムライスなど)

というように、役割を家電に振り分けます。

食材を切って入れたら、あとはボタンを押して待つだけ。その間に子どもの話を聞いたり、少し休憩したりと、自分のペースで動けるゆとりも。家電に任せるのが、料理を続けられる近道でした。

3:限界の日は「定番メニュー」で迷わない

どれだけ段どりを整えていても「今日はもうなにもできない…」という日もありますよね。そのときの支えになったのが、“限界の日の定番メニュー”をあらかじめ決めておくことでした。

私の場合は、炊き込みご飯や炊飯器でつくるオムライスなど、ワンアクションでよい2〜3品を固定化。さらに「ご飯もの+切りおき野菜の具だくさんスープがあれば合格」とゆるく基準を決めました。このように定番メニューがあると、

・迷わない
・冷蔵庫にあるものだけでつくれる
・料理ができない自分を責めずにすむ

ので、限界の日もなんとか乗りきれるようになりました。

疲れがたまりやすい時季こそ、料理は「できるだけ」で十分。手間をまとめて減らし、調理は家電に任せ、限界の日は迷わない定番メニューに頼る。小さな工夫で、「これならできる」と無理せず続けられています。