・構造が複雑:ベランダと外壁がくっついている「ひっつきポイント」は、雨を防ぐために複雑な工事がされています。
・リスク軽減策:もし利用頻度が低ければ、大きなリフォーム時にベランダを外してしまうというのも、コストダウンと雨漏りリスク軽減の両面で有効です。

5. 築30年前後の「モルタル外壁の直塗り」
モルタルの外壁自体はおしゃれですが、30年ほど前の住宅で見られる「直塗り」のパターンは要注意です。
・通気層がない:現在の外壁は、外壁を二重にして壁の中に「空気の通り道(通気層)」を作るのが一般的です。これは、外壁にひび割れ(亀裂)が入って雨水が侵入しても、空気の層がワンクッションになり、内側(居室)に水が浸透するのを防ぐ役割があります。
・即雨漏り:直塗りの場合、通気層がないため、外壁がひび割れて防水層が破れると即雨漏りに繋がりやすい傾向があります。

■ 雨漏りを防ぐために!今すぐ取るべき「2つの対策」
1. 正確な「コンディション」を把握する
特に中古住宅では、何かしらの傷みがあって当然です。その傷みが「雨漏りに直結するようなクリティカルなものか」を正確に把握することが大事です。

2. 「適度なメンテナンス」を定期的に行う
雨漏り予防は、定期的な点検とメンテナンスに尽きます。
田村さん:「5年スパンぐらいで定期的に点検をしていくことが、雨漏り予防にはとても大事です」
中古物件の購入を検討している方は、ホームインスペクションを活用し、構造と雨漏り、そしてシロアリの被害の可能性を知っておきましょう。ホームインスペクターに「何年後にどんなメンテナンスをすればいいか」という優先順位を聞くことで、無理なく家を長持ちさせることができます。

【まとめ】
近年、雨の勢いは増しており、雨漏りリスクは高まる一方です。ここで解説したような「危険な構造・特徴」を持つ家は、特に念入りな点検とメンテナンスが必要です。
大切な家を守るためにも、株式会社さくら事務所のような専門家によるホームインスペクションを定期的に活用し、「雨漏りリスク」を早期に発見・対策をすることが、安心な暮らしに繋がります。

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個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」◆株式会社さくら事務所さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。