鈴木憲和新農林水産相が始動 引き継ぎや鳥インフルエンザ対応 記者会見に追われる
21日に発足した高市内閣で山形県2区選出の鈴木憲和衆議院議員が農林水産大臣に就任し、22日から職務をスタートさせました。国内有数の「農業県」の山形県、県内からは期待の声が上がっています。
記者リポート「時刻は7時40分、鈴木大臣を乗せた車が農林水産省に入ってきました。鈴木大臣がいま車を降りました。職員に迎えられ、庁舎に入っていきます」
21日に高市早苗総理大臣の選出後、衆議院議員会館で待機していた鈴木さん。大勢の報道陣を前に、長井市の特産品のけん玉をPRしました。
鈴木氏「これ10連けん玉。地元でつくっている」
そして…。
電話「はい、鈴木です。了解しました。今から伺います」
鈴木さんは県2区選出で衆議院議員は5期目です。これまで農林水産副大臣や復興庁副大臣を歴任してきました。大臣の就任は初めてとなります。
21日夜は皇居での認証式の後、初めての閣議に臨みました。そして午後11時半ごろに高市新内閣の閣僚とともに記念撮影を行うなど慌ただしいスケジュールをこなしました。
小泉氏「おはようございます」「おめでとうございます」
鈴木氏「いろいろご指導をお願いします」
小泉進次郎防衛相「全く心配しておりません。鈴木新大臣らしくやってください」
鈴木憲和農水相「ありがとうございます」
前の農水大臣の小泉進次郎防衛大臣から業務を引き継ぎました。
鈴木憲和農水相「今後のメディア対応のあり方も含めてご指導いただけたら」
小泉進次郎防衛相「あんなにいっぱいやらない方がいい」
午後には就任後初めての記者会見に臨みました。
鈴木憲和農水相「銘柄米、私の地元、山形のつや姫のような高かったとしてもそのコメがほしいと言われるものもある一方で、特に外食の業務用の需要はある程度価格を抑えないとなかなか使っていただけない。様々なニーズに応えられる生産をやっていく働きかけを農林水産省としてはすべきだろうと考えている」
会見後、大臣室でYBCの単独取材に応じました。
鈴木憲和農水相「大臣就任は感慨深いと思うが、その思いよりも目の前のことに追われて頑張るしかないという気持ち。山形はコメだけでなく果樹もあれば畜産も林業も漁業もある。皆さんが良かったと思っていただける政策になるように努力したいし、政権全体として経済対策もすぐに行いたい」
鈴木大臣の誕生について、地元の南陽市民は。
70代女性「素晴らしいこと、地元では大歓迎。この辺りは農家が良くならないとみんなに反映しないので」
50代女性「消費者が安くおいしいコメを食べられるように配慮してほしい」
60代男性「早めに政策を実行していただけるとなおうれしい」
一方、県内のコメの生産者からは価格の安定や、コメづくりを継続できる環境づくりを希望する声が聞かれました。
鶴岡市のコメ生産者・松浦智さん「地元山形選出なので農家のこともわかっていると思う。これからの政策にすごく期待している。ことしのようにコメの価格が高すぎると消費者も買いにくいと思うので、需要と供給のバランスが取れている価格が付けばいい」
長井市のコメ生産者・寒河江翔万さん「若い農家がこれからも希望をもって営農できるような環境や政策を実施してほしい」
「農業県」の山形県からの農水大臣就任に吉村知事も期待を寄せました。
吉村知事「本県はもちろん全国の農業現場に足を運び、海外も視察していると聞いている。これまでのご経験も踏まえてお力を存分に発揮してご活躍いただきたい」
コメ問題への対応や気候変動対策など待ったなしの課題が山積する農林水産業。43歳の新大臣の手腕が問われています。
