鹿児島読売テレビ

写真拡大

 2025年6月から地震が相次ぐ、十島村の悪石島でユネスコの無形文化遺産に登録されている仮面神「ボゼ」が厄払いをする「ボゼ祭り」が行われました。島の住民は「復興への兆しになった」と話しています。

 十島村の悪石島で開催された伝統行事の「ボゼ祭り」。

 「ボゼ」は異様なお面にビロウの葉で全身を覆った仮面神でユネスコの無形文化遺産に登録されています。「ボゼ」が持つ棒に塗られた赤土を付けられると、厄払いのご利益があるとされています。

 十島村では、2025年6月21日以降、悪石島で震度6弱が1回、震度5強を3回観測するなど、これまでに2300回以上の揺れを観測しています。一時、島の外に住民が避難していましたが、現在はすべての住民が島に戻り、地震も減少の傾向にあります。

 復興へと歩み始めた中、ボゼ祭りには島外から多くの人が訪れ、例年より盛り上がったということです。

(悪石島住民・有川美香さん)
「今年の祭りは天気も良くて、本当にお客さんもたくさん来てくださって、すごい盛り上がったボゼ祭りでした。地震のことを考えることなく盛り上がっている」

 ボゼ祭りが復興の兆しになったとも話します。

(悪石島住民・有川美香さん)
「復興の兆しになりました。ボゼは島の神なので、悪石島が盛り上がった。地震関係なく」

 島は活気にあふれ、徐々に地震前の日常に戻りつつあるようです。