Nottaの技術を搭載した音声を録音して文字起こしや要約、翻訳ができるスマートAIイヤホン「Zenchord 1」を試す!一般販売予定【レビュー】
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| スマートAIイヤホン「Zenchord 1」をレビュー!Nottaの文字起こしなどの機能を搭載 |
AIの進化は止まるところを知らず、その活用方法はいろいろとありますが、手軽に利用できる機能として会議や打ち合わせの議事録の文字起こしとして使うということがあると思います。AIが録音した音声データを文字起こししてテキスト化することができ、さらにフォーマットに合わせて成形したり、概要などを作成などが可能です。
そんなNottaが世界のプロも認める音響技術を持つ「Zenchord(ゼンコード)」とタッグを組んで開発したのが録音した音声データの文字起こしや要約、翻訳機能を搭載したスマートAIイヤホン「Zenchord 1(ゼンコード・ワン)」となります。Zenchord 1はクラウドファンディングサービス「Makuake」にて2025年5月15日(木)から7月14日(月)まで先行公開して資金募集を行い、応援購入額1億円(125,381,840円)を突破して支援を成功しました。
すでにクラウドファンディングが終了しましたが、製品版が発売予定となっており、発売時期は10月頃になる見込みで、一般販売予定価格は26,980円(金額はすべて税込)になります。今回はそんなZenchord 1を実際に試す機会がありましたので、どういったプロダクトなのか、そしてその実力はどうなのか、といったところを含めて紹介していきたいと思います。

Zenchord 1のイヤホン本体
Zenchord 1はスマホなど向けアプリであるNottaと連携することによってイヤホン本体とケースの両方で録音し、その録音した音声データを文字起こしして翻訳したり、要約したりできるスマートAI対応の完全ワイヤレスイヤホンです。イヤホンとしては耳を塞がないオープンイヤー設計で、最大30時間利用可能なバッテリー性能のほか、Bluetooth 6.0やマルチポイント機能、ハイレゾ音源対応、17×12?ダイナミックスピーカーと高性能な製品になっています。
前述通りに録音はイヤホン本体だけでなく、ケースでも行なうことができ、ケースには中央にインジケーター、左右にマイクが2つ搭載、背面に充電用のUSB Type-Cポートと、録音操作の際に使用するボタンが配置されています。またイヤホンに録音操作用のボタンが配置されています。重さはイヤホン本体が片方で約10g、ケースが約65gとなっており、再生時間はイヤホン本体で最大10時間、ケース併用で最大30時間となります。

イヤホンをケースに収納した様子

ケースに搭載されているマイクとインジケーター

ケースの充電用のUSB Type-Cポートと録音操作用のボタン
通話やWeb会議の際にアプリか製品の録音ボタンを押すことで瞬時に録音が開始されます。6基の高性能マイクとAIノイズキャンセリング技術によってクリアな音質で録音が可能で、文字起こしはリアルタイムで行なうことができ、録音データからアプリ上で簡単に要約や翻訳(認識言語58言語、翻訳言語42言語)の生成を行なうことができます。また録音データから情報を整理・検索・抽出できるAIチャット機能を搭載しています。

Nottaアプリと連携

イヤホンで録音中にアプリでリアルタイム文字起こし
なお、Notta運営側が録音内容を閲覧できないように日本国内サーバーに多重暗号化された状態で保存されているとのことです。またNottaのAI機能はプランによって利用できる機能に違いがあり、料金別の主な機能は以下のようになり、仕事などで汎用する場合は有料プランが利用できる時間、機能が多くなりますのでオススメです。
・フリー(月額無料):文字起こし時間120分/月、1回につき3分まで文字起こし可能、ファイルインポート50個/月
・プレミアム(月額1980円):文字起こし時間1,800分/月、1回につき5時間まで文字起こし可能、ファイルインポート100個/月
・ビジネス(月額4180円):文字起こし時間無制限、1回につき5時間まで文字起こし可能
・ファイルインポート200個/月(1アカウントあたり)
実際に会議で利用する場合にはイヤホンよりもケースをテーブルの中央に設置することによって複数の人の会話が録音しやすくなります。また文字起こしをリアルタイムで行なうことができますが、リアルタイムの文字起こしは話し言葉のため、メモ程度の活用となります。それに対し、圧巻なのが録音データからAIが作成する要約です。
要約作成作業はメモや録音データを参照しながら時間のかかる作業ですが、Zenchord 1で録音してNottaアプリで作業すると、1時間程度の会議でも数分で要約の作成が終了します。概要の精度としては一部の専門用語を修正するだけでほぼ完成していました。要約はフォーマットが用意されており、概要や打ち合わせ、講義、インタビューなどフォーマットを選択することができます。

要約のテンプレート

60分の講義を要約した例
なお、音楽を聴くイヤホンとして利用もできますが、イヤホンの音質としては軽い印象となるように感じました。そのため、打ち合わせ内容をまとめるAI機能を搭載していますので、あくまでZenchord 1は会議や打ち合わせの多い人がオススメな製品なのだろうと思いました。
| タイプ | オープンイヤー型 |
| 本体色 | アーバングレー、クラシックホワイト |
| 重さ | イヤホン(単体):10g ケース:65g |
| ドライバー | 17×12?ダイナミックスピーカー |
| 通信規格 | Bluetooth 6.0 |
| 対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
| 防水規格 | IPX4 |
| 再生時間 | イヤホン本体:最大10時間、ケース併用:最大30時間 |
| 入力端子 | 5V/1A |
| 充電時間 | 1.5時間 |
| 充電コネクタ | USB Type-C |
| 対応OS | iOS、Android、Windows |

記事執筆:伊藤浩一
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