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夏休みのいま旅行業界は書き入れ時です。独自のサービスや魅力を打ち出して集客につなげる新たな戦略が続々と登場しています。

【写真を見る】車中泊、子ども預かり宿、梅酒作り体験…新たな宿泊スタイル続々登場

大分県杵築市に7月、全国的にも珍しい車中泊専門のレンタカーショップ「Parks おおいた」がオープンしました。

広報戦略部 木元慎之介さん:
「コンセプトはキャンピングツーリズムをもっと広めたいと思っていまして、新しい旅のスタイルとして“車中泊”をどんどん広めていけたらと思っております」

この日は、山口県への観光を予定している夫婦が店を訪れました。

(利用客)「キャンプじゃなくて今回は車中泊で借りようかなと思いました。内輪差とか考えなくて運転できるのでいいかなと思います」

車内では、椅子やテーブルを収納すると、大人2人・子ども1人が横になることができ、料金は1日で1万4800円からと比較的手軽に借りることができます。

広報戦略部 木元慎之介さん:
「車中泊なので、泊まる料金はレンタカーの中に含まれています。2人・3人で1万円前後で泊まれるので、お得にお楽しみいただけると考えています」

県のまとめによりますと、大分県内で去年、ホテルや旅館を利用した宿泊者は外国人客が大幅に増加し、過去最多となり、国内客との合計も記録を更新しました。このような中、リーズナブルに宿泊できる新しい旅のスタイルにも注目が集まっています。

一方、佐伯市宇目に1日1組限定の貸切宿「子ども預かり宿KIGEN」が8月にオープン。広さおよそ6600平方メートルで、最大の特徴はサウナ。ヒノキの丸太を1本1本組んで作られたもので、息苦しさを感じにくいといいます。

オーナー 渡邉翔太郎さん:
「丸太を組んでいるだけなので、隙間から適度に酸素が入ることによって、常に新鮮な空気がサウナ室の中で循環します。息苦しくならず、サウナが苦手な人でも長時間入ることができます」

共働き世帯が増える中、子育て世代にくつろいでもらおうと、宿泊中に子どもを預かるユニークなサービスを提供します。

オーナー渡邉翔太郎さん:
「薪割り体験などをしてもらいながらお預かりさせていただきますので、その間ご夫婦で一緒にサウナに入って極上のリラックス時間を過ごすことができると思います」

日田市大山町にある旅館「奥日田温泉うめひびき」。この時期の集客につなげようと、初めて地元特産品の魅力をいかした特別宿泊プランを企画しました。

総支配人 井下普喜さん:
「大山町は昔から梅の産地として知られており、食欲が高まったりとか疲労回復につながったりいたしますので、夏バテせず楽しんで乗り切っていただきたい」

このプランの宿泊者は夕食時、梅を使ったジュースやお酒が飲み放題になるほか、館内にあるバーでは大山町産の鶯宿梅を使った梅酒カクテルを無料で1杯楽しめます。また、特典の一つとして旅館に併設されている梅酒蔵おおやまで梅酒作りを体験できます。

梅酒蔵おおやま 美野尊久さん:
「ベースになるお酒を選んでもらい、お客様専用の梅酒を作っていただくような形になります」

ベースはホワイトリカーとフルーティーなブドウのブランデーの2種類から選びます。梅を洗ってへたをとり、氷砂糖とブランデーを入れたら完成です。このほか、大山町産の南香梅のペーストをかけた梅ソフトも味わえます。

総支配人 井下普喜さん:
「日田の暑さは日本有数ですので、なかなか足が遠のきがちかもしれません。だからこそこの暑さの中で梅の力で楽しんでいただきたいなと思っております」

様々なニーズにこたえる多種多様な宿泊施設は、今後も広がりをみせそうです。