【クラブユース選手権展望】大本命はタレント力で圧倒する鹿島ユース。ただ酷暑や悪天候で波乱の可能性も。対抗馬は?
後者は今季からプレミアリーグEASTに11年ぶりに復帰し、尻上がりに調子を上げている。開幕3試合で2分1敗と勝点を伸ばせずにいたが、第4節の前橋育英戦(2-1)で初勝利を掴むと、前半戦を終えた時点で6勝3分2敗の3位に位置する。
チームを束ねるのはMF仲山獅恩(3年)。戦術的な理由で本職の2列目ではなく、今季は最前線でプレーしている背番号10は決定力も抜群。ポストワークは正確で、持ち味である創造性豊かなプレーも健在だ。簡単には止められないだろう。今井健人や下吉洸平(ともに3年生)のボランチコンビも機能しており、最終ラインに入るCB渡邉春来(2年)もクレバーでインテンシティが高い。勢いは最もあるチームであり、2011年度以来の優勝も不可能ではないはずだ。
そのほかでは、プレミアリーグWESTで首位を走るヴィッセル神戸U-18や、U-20日本代表の守護神・荒木琉偉(3年)を擁して3連覇を目ざすガンバ大阪ユースにもチャンスはある。しかし、序盤で触れたように天候に左右され、波乱があったとしてもおかしくない。あっと驚くチームの躍進も含め、今夏も若き才能たちの戦いに注目だ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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