家事は「当たり前」と思っていたことを見直すことで、負担を軽くできます。整理収納アドバイザーとして多くの家庭の片付けをサポートしているおまいさんは、4人家族で自宅のゴミ箱はなんとキッチンと寝室に「2つだけ」。リビングにも置く予定でしたが、あるきっかけでゴミ箱を増やすことで想像以上に家事負担が増加。結果、ゴミ箱2つの暮らしに落ち着きました。そのいきさつをレポートしていただきました。

リビングにゴミ箱が「ある前提」だった私

結婚当初、まずは45リットルのゴミ箱をキッチンに設置。その後「リビングにもかわいいゴミ箱を置きたい」と思い、SNSやWEBで探し続けていました。

【写真】リビングにゴミ箱を置いてみたら…

「この色が合うかな? どこに置こうかな?」と1年以上悩んだのですが、ふと気がついたんです。

「あれ? そもそもなくても不便じゃないよね…?」と。キッチンのゴミ箱だけで、なんの問題もなく過ごせていたんです。

その当たり前、「実家の名残」かもしれません

なぜリビングにゴミ箱を置こうと思ったのか振り返ると、実家にはすべての部屋にゴミ箱があったから。リビングにあるのが「当たり前」だと思って疑いもしなかっただけでした。

「でもじつはなくても困らない」。そう気がついたことで、それから約3年、ゴミ箱1つ生活が続きました。

そんなある日、娘が幼稚園で手づくりのゴミ箱を持ち帰ってきたんですよね。せっかくなのでリビングに置いてみると…。

ゴミ箱を増やしたら、想像以上に面倒だった

今まで家族全員、なんの不便も感じていなかったのに、リビングに小さいゴミ箱を設置した途端、みんながそこに捨てるように。気がつけば、いつもパンパンにあふれていました。

それ自体は自然な流れですが、問題はそのあと。週2回のゴミ出しのたびに、袋の回収・交換・買いたし…気がつけば、全部私の仕事になっていたんです。

「これ、めちゃくちゃ面倒くさいやん…!」

ということで、そのゴミ箱はリビングから撤去。寝室に移動しました。月1の交換ですむなら、私にとっては許容範囲です。

「実家の名残」に縛られていませんか?

整理収納アドバイザーとしてたくさんの方の家を拝見させていただくなかで思うのが、皆さん「実家の名残」を引きずっているんですよね。

たとえば、洗面所のゴミ箱。「ここにゴミ箱本当に必要ですか?」と聞くと、大体の方が「考えたこともなかった」「いや、なくてもいいかも」とおっしゃるんです。

ゴミ箱の数を見直すだけで、家事の手間も管理のストレスも減らせますよ。ぜひ一度、ご自宅の「当たり前」を見直してみてください。