「港区女子の転落人生」薬物所持の疑いで逮捕の“謎の美女”「今世終了港区BBA」の発信に応援の声が集まるワケ

一緒に逮捕されたのが高学歴の女子大学生と若い謎の美女だったことから、「金持ちによるパパ活や違法薬物使用か」と話題になりました。そんな中、先日、“謎の美女”奥本美穂容疑者がX(旧Twitter)を開設し、まさかの応援の声が相次いでいます。
レーサム事件は、日本でも有数の不動産会社を創業した超富裕層の高齢男性が若い女性たちと高級ホテルで違法薬物を使用し、乱交パーティーをしていたことが判明し、世間に衝撃を与えました。その中で、首謀者である田中容疑者以上に注目を集めたのは、32歳の奥本美穂容疑者でした。
逮捕時の報道映像では、田中容疑者と共に奥本容疑者の顔もはっきりとカメラに映り込み、視聴者から「この美女は誰?」と話題をさらいました。
本名が報道されるとすぐに個人が特定され、彼女のInstagramから、過去に「湊川えりか」という名義でアイドルやモデル、またレースクイーンなどの活動をしていた経歴が明らかになりました。
この時の世間的なイメージとしては「売れない女優がパトロンの男性から報酬を受け取り、性接待や違法薬物使用に手を染めたのではないか」というもの。実際にXでは「こういう容姿がよくて芸能をやりたいけれどトップにはなれず、それでもキラキラした世界にしがみつこうとして落ちぶれる女の子は多い」といったコメントも散見されました。
美しい顔立ちとスタイルの良さから芸能関係にスカウトされ、芸能界に足を踏み入れたものの、キラキラした世界で成功できる人は一握り。しかし、夢を捨てきれないため成功するまでは地元にも帰れず、都会で夜のお店やレースクイーンとして働いて食いつなぎ、30歳を過ぎていよいよ普通の生活にも戻れなくなりつつある状況に。
そうした中でレーサム元会長のような「太客」とつながったり、芸能関係者に紹介されたりしてパパ活まがいのことで大金を稼ぎ、最終的には今回の事件のように行くところまで行ってしまう、といったところでしょうか。
◆「港区女子が転落していく姿」に歓喜するネット民
「キラキラ港区女子が、承認欲求や金銭欲のために年配の男性に体を売り、最終的には転落していく」というストーリーは、ネット民に特に好まれやすい筋書きです。
逮捕直後には、普段から「女は楽して金を稼いでいてずるい」と批判しているミソジニー色の強い層が、鬼の首を取ったように奥本容疑者を非難していた様子も見受けられました。
そうした中、6月初旬に、奥本容疑者本人が「今世終了港区BBA」というアカウント名でX(旧Twitter)を開設していたことが判明しました。奥本容疑者のInstagramアカウントと紐づけられており、プロフィール欄にも「#湊川えりか 名義で活動していた #奥本美穂 容疑者です」と記載されています。
このアカウントで奥本容疑者は、レーサム事件について「全員しょうもない」「自分含めて全員きしょい」と投稿。また、田中容疑者の乱交パーティーには多数の女性が関与していたとされ、自身の知人も含まれていたことを明かしています。
その一方で、密告するつもりはないことや、田舎から上京して夢を追う中で欲望に負け、倫理観を失っていった過程も振り返っています。さらに、逮捕をきっかけに「目が覚めた」とし、これからは何にも怯えずに前向きに生きていきたいという決意が綴られていました。
◆「港区女子が読むべき内容」として拡散される投稿
この投稿には「全然反省していない」という否定的な意見もありましたが、「すべての港区女子が読むべき貴重な内容」、「容姿が良い女の子だからこそ、こういう落とし穴があるということをもっと発信してほしい」などと肯定的に受け止める声も少なからず上がっています。