更年期で集中力が続かず、仕事や家事が進まない…。ついイライラしてしまって自分のやりたいことに手がつけられない…。今回はそんなお悩みに産婦人科専門医の高尾美穂先生がお答え! 心身を整えながら時間を上手に使うコツを伝授していただきました。更年期の症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

家事や仕事は「60点」が合言葉

お悩み1:1つのことにすごく時間がかかるようになった(おもちさん・50歳)

A:完璧じゃなくていい。60点くらいで大丈夫!

「加齢に伴い、家事や仕事の効率が落ちるのは当たり前。完璧を目指すとできない自分に落ち込んでしまうので、『60点でOK』という意識をもつことが大切です。同時に生活習慣の見直しも行い、不調の改善も心がけて」

その日の予定をイメージしておくとラクに

お悩み2:家事や仕事の予定がスムーズにこなせない…(花さん・48歳)

A:イメージと段取りが大切。うまくいかなかったことはメモしておけばOK。

「その日の予定をイメージして、しっかり段取りをつけておくと、ラクに1日を過ごせます。完璧にこなせなくてもOK。でも『できなかった』で終わらせないことが大事。メモに残し、次に同じような予定があったときの参考にして」

時間をうまく使うためにやっておきたいことリスト

ここからは、更年期の女性が時間を上手にやりくりするためのポイントをチェックリスト形式でお届け。できることから日々の生活に取り入れてみましょう。

●やりたいことはメモしておく

更年期後は、女性ホルモンの影響を受けない穏やかな時期がやってきます。

「そのときにやりたいことをメモしておきましょう。未来のお楽しみが、更年期を乗り越えるモチベーションになるはず」

●ベストな睡眠時間を知っておく

更年期の心身の不調は、睡眠不足の影響大。

「自分に最適な睡眠時間を知ることは大切。目覚ましをかけず自然と目覚めるまで眠る生活を4日ほど続けると、必要な睡眠時間がわかってきます」

●「こうだといいな」とイメージする

「人は『こうなりたい!』と思うから、そうなるために努力し、行動できるんです。まずは第一歩として、なりたい自分の姿や暮らしを思い浮かべてみましょう」。

イメージはできるだけ具体的に。

●自分なりの節目で体調に向き合う

忙しくしていると、自分の体に向き合うことを忘れがちに。

「不調を見逃さないために、自分の体に向き合う日を決めておくといいですね。忘れないよう、誕生日など節目の日にするのがおすすめ」