第4話より宏樹(田中圭)と再出発した美羽(松本若菜)に暗雲が……
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 7日に放送された松本若菜主演のフジテレビ10月期木曜劇場「わたしの宝物」(毎週木曜22時〜22時54分)第4話では、美羽(松本若菜)、その夫・宏樹(田中圭)、美羽の子の実の父親・冬月(深澤辰哉)の関係をかきまわす“ダークホース”的な人物が登場。次回予告に映し出された不穏なテロップも相まって、SNSでは騒然となっている(※ネタバレあり。第4話の詳細に触れています)。

 第4話では、美羽につらくあたっていた宏樹が娘・栞の誕生によってマイホームパパへと変貌を遂げ、視聴者が「モラハラ夫はどこへ……」と驚愕するなか、美羽は死んだと思っていた冬月との再会を喜びながら動揺。冬月への想いを断ち切り、宏樹、生まれたばかりの娘との家庭を守ろうと心に誓うも、度重なる“偶然”に暗雲が立ち込めていく。

〜第4話のネタバレを含みます〜

 偶然が生んだきっかけは、冬月の同僚・莉紗(さとうほなみ)が、アフリカで大規模テロに巻き込まれて亡くなった同僚の下原(持田将史)のためにも、再びフェアトレードを成功させアフリカに学校を作る夢をかなえようと動き出したこと。莉紗が「大手の商社紹介してもらえそう」と訪れたのが宏樹で、冬月がフェアトレードの商品を置いてくれそうな店として訪れたのが、美羽の親友・真琴(恒松祐里)の雑貨店だった。あまりの偶然に「世間狭すぎないですかね?」「なんだこの出来すぎた偶然」という驚きと共に「やばい展開じゃん」「ここがつながるのか〜」「危うし」と不安の声が続々。

 莉紗と宏樹との会話では、この先宏樹が冬月と出会う(正しくは二度目)であろうことがほのめかされていたが、問題なのが冬月が真琴の店を訪れた際に美羽が居合わせたこと。美羽は身を切る思いで冬月からのメッセージや電話を無視していたが、真琴と冬月が会話している最中、店の店員が美羽に子供が生まれたことを大声で話していたため、冬月は激しく動揺。SNSで「口を閉じろ店員!」「ここで知るの…」「なんだこの地獄絵図」と冬月への同情が飛び交うなか、美羽はいてもたってもいられず冬月に会いに行き、苦しい時にいつも助けてくれたことへの感謝を伝えると共に「今の家庭を大切にしたい」と別れを告げた。

 この時、美羽に忘れ物を届けようと真琴が向かっており、鉢合わせするのではないかとヒヤヒヤする声も上がっていたが、案の定の展開に。真琴が別れの抱擁を交わす美羽と冬月を見て動揺する姿が映し出された。前の場面では、宏樹が思いつめた様子の美羽のために何かしてあげたいと真琴に相談した際、真琴が以前、具合の悪そうな宏樹の姿を見て心配していたことを告げており、SNSでは“嫌な予感”がするという声も上がっていたが、次回予告では真琴が宏樹に「ずっと宏樹さんのこと好きでした。だから私、美羽さんのことが許せない!」と迫る姿が。

 さらに「結婚してて他の人を好きになるなんて絶対にダメじゃないですか!」「美羽さんは宏樹さんを裏切ってますよ」との真琴の声、宏樹の「ちょっと待って、どういうこと?」と動揺する声も。これまで真琴は店を切り盛りしながら子育てをするたくましいシングルマザー、美羽を支える良き親友として認知されていたため、突然の豹変にショックを受ける視聴者が多く、「何角関係になるの?」「怖い」「やっぱり女の敵は女なんだ」と戦慄の声があがり、「なんでこうなった!?」「えっ!!そうくる?」といった驚き、「絶対そう来ると思った」という納得などさまざまなリアクションで沸いている。

 このところ、宏樹が優しくなればなるほど「彼がすべてを知った時のことを考えると怖い」という声が叫ばれるようになり、“その時”へのカウントダウン状態となっていたが、早くも次回で訪れるのか。(石川友里恵)