【競輪】四日市G3 どりあんずが競輪漫才を披露 目標は「全場でネタをやりたい」
「泗水杯争奪戦・G3」(7日、四日市)
昨年のKEIRINグランプリ(GP)を制した松浦悠士(広島)、今年G2V2の真杉匠(栃木)に佐藤慎太郎(福島)、新山響平(青森)らS級S班カルテット、地元からはGPV2の浅井康太に柴崎淳、谷口遼平らが参戦するナイターG3が7日に開幕。10日まで熱戦を展開する。初日はお笑いコンビのどりあんず(平井俊輔、堤太輝)が来場。特設ステージでライブを行った。
平井が1番車、堤は6番車のユニホーム、ヘルメットを着用し、実在の選手と同じ雰囲気でステージへ。現S級S班の選手のルーティンを披露すると、場内の競輪マニアたちは大爆笑。手拍子に合わせてルーティンを披露するだけでなく、観客に「やってほしい選手を挙げて」と問うと、その選手のパフォーマンスを見せて、マニアたちは競輪漫才に大喜びだった。
ステージの合間にどりあんずはデイリースポーツの取材に応じ「この競輪漫才を普通に劇場でやるとスベるんですよ」と平井は明かす。それでも「四日市競輪は素晴らしいですね。平日でマニアの来場が多いときに呼んでくださるんですから。マニアを納得させるネタをやるのは得意ですよ」と力を込めて競輪漫才を披露したことを明かした。
競輪漫才を武器に全国各地からお呼びがかかりそうだが「意外に(全47場の)半分も行っていないですよ。もっと呼んでください」と2人。「KEIRINグランプリ前夜祭でこのネタをやれば爆笑かも」と記者が言うと「いいですね。ぜひとも出たいです。全場でネタをやるのと、グランプリの前夜祭に出るのが目標です」と語った。
商品紹介としてレギュラー出演している「浜ちゃんが!」(読売テレビ)で、10月31日放送分は台風の影響で来られなくなったガクテンソクの代わりにゲストとして登場。「(ゲスト出演は)2回目なんです」と明かし、堤が競輪場で顔がさすので変装用メガネを買おうとしたことについて平井は「よく声はかけられますね」と競輪ファンの認知度は高いことを得意げに話していた。
また、6月22日に放送された「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)ではどりあんずと河本準一で「どんなヤジも全く聞こえてないと思いきや実はしっかり聞こえている浅井康太選手」と競輪ネタを披露。浅井を演じた堤は「当日までオンエアされるかどうかも分からなかったので、浅井選手に確認も取らずネタをやりました。でも、当日に誕生日だった浅井選手がX(旧・Twitter)で反応してくださって良かったです」とホッとした様子で明かすと、平井は「あのシーンは僕が函館競輪で実際に見たんですよ。でも、浅井選手はあんなにオーバーな動きを見せていませんけどね」とニンマリ。堤も「誇張しました」と白状していた。