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 アウトドア用品の「Snow Peak(スノーピーク)」は7日、公式サイトを通じ、テント・シェルター製品等の一部の耐水圧が表示していた数値に満たないとして、45商品の販売停止を発表した。

 同社は「テント・シェルター製品等のメッシュパネル裏の素材に関するご報告とお詫び」を発表。「この度、当社のテント・シェルター製品等の一部について、メッシュパネル裏の素材の耐水圧がお客様に表示していた数字に満たないことが判明いたしました」と伝えた。

 対象となるのは「リビングシェル」など人気商品45品。製品のメッシュパネルを裏側からカバーする素材に関して耐水圧が本来の仕様である「1,800mmミニマム」を満たしていないことが判明した。

 また3品目については、メッシュパネル裏のリップストップ生地について「75Dポリエステルリップストップ」と表示されているところ、実際には「ポリエステル素材」が使用されていたことが判明。9月9日に、購入者からリビングシェルアイボリー(TP-623-IV)の水漏れの症状に関する問い合わせがあり、社内で製品を確認したところ、撥水不足等の生地不良であると判明したという。

 「当社直営店及び公式オンラインストアでの販売を停止するとともに、取扱い店舗等にも速やかな販売停止を要請してまいります。対象となる製品をご購入いただきました皆様をはじめ、当社製品をご愛顧いただいている皆様、またお取引先様など関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。対象製品をご購入された皆様につきましては、お持ちの製品の補修や正しい仕様にて生産された該当箇所を含むフライシートへの交換等、全社一丸となり精一杯の対応をさせていただきます」とした。