スーパースターの定義について語ってくれた昌子。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

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「僕、野球好きなんで」

 FC町田ゼルビアで今季キャプテンを務める昌子源は“野球好き”で、当然ながらドジャーズのワールドシリーズ制覇の瞬間をテレビで観ていた。同じプロアスリートとして大谷翔平のことは気になるのか。その問いに昌子は次のように答えてくれた。

「アスリートという括りでは僕も彼も一緒ですが、もしプロアスリートのランクがあるならひとり天井を突き破っていますよね。もう、超人です」

 昌子はこんなことも言っていた。

「同業者からサインを求められる方はその世界で凄いと思っています。(リオネル・)メッシやクリスティアーノ(・ロナウド)が同じサッカー選手からユニホーム交換やサインを求められるのは、スーパースターの証ですよね」
 
 その点、大谷選手もメッシやC・ロナウドと同じだ。昌子は舌を巻く。

「メジャーリーグって化け物揃いですよね。オールスター戦とかで怪物が怪物にサインを求めている姿を見ると、大谷選手はやっぱり凄いと。

WBC開幕前の阪神戦だったかな。大谷選手が膝をつきながらホームランを打って。その時、解説者の西岡(剛)さんがリアルな反応をしていたんです。『えっ、マジで。これはやばい』って。それを聞くと、本当にやばいんだなと」

 1プレーで解説者の素のリアクションを引き出す。それもスーパースターの証だと昌子は主張していた。ワールドカップ出場経験がある彼から見ても、大谷は真のスーパースターなのだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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