iPhoneの新機能で“乗り物酔い”が軽減される!? 気になる「車両モーションキュー」の設定方法とは
通勤中や移動中などに、電車や車の中でスマートフォンを見ていると、乗り物酔いをしてしまうという人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめの、うれしい新機能がiPhoneに登場しました。
iPhoneの“乗り物酔い軽減機能”について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
️iPhoneに「乗り物酔い軽減機能」があるって本当?
(回答)
iOS 18からの新機能で、iPhoneに「車両モーションキュー」という乗り物酔い軽減機能が搭載されました。この機能をオンにすると画面内にインジケーターが表示されるようになり、これにより画面による酔いを感じにくくなるとされています。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選
「車両モーションキュー」は、特に乗り物酔いをしやすいユーザーに向けて設計された機能です。
一般的に、移動中のスマートフォン操作は視覚と身体感覚の不一致を生じさせ、これが酔いや不快感の原因となることが知られています。
この新しい機能は、iPhoneのディスプレイ上に特別な視覚効果を追加し、端末の揺れや動きと体の動きをシンクロさせることで、酔いの原因となる要素を軽減します。
■コントロールセンターを使用する場合
コントロールセンター画面を長押しして、編集モードから「コントロールを追加」をタップ。一覧の中の「視覚アクセシビリティ」から「車両モーションキュー」を選択します。
コントロールセンターにアイコンを追加しておけば、オン / オフを簡単に切り替えられるようになり、便利です。
■設定アプリからのアクセス
「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」セクションから「車両モーションキュー」を選択し、機能を有効化できます。
この機能をオンにすると、画面の端にモーションインジケーターが表示されます。
iPhoneが車両内の動きや揺れを検知すると、車の加速や減速、カーブに合わせてインジケーターが動きます。
これによりユーザーは視覚的に車両の動きを感じることができ、体が感じる揺れと画面表示の動きが一致することで、酔いを引き起こしにくくなるとされています。
筆者もバスで試してみたところ、確かに画面が見やすくなったように感じました。筆者はもともと乗り物酔いをしにくいため、明確に「効果があった!」と言い切れないのが残念ですが、今後は積極的に使っていこうと思います。
コントロールセンターに設置しておけば、ワンタップでオン/オフを切り替えられる手軽さもうれしいポイントです。長時間の移動を要する旅行時や、車中の子どもが利用するときなどは、非常に有効だと思います。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)
iPhoneの“乗り物酔い軽減機能”について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
️iPhoneに「乗り物酔い軽減機能」があるって本当?
iOS 18からの新機能で、iPhoneに「車両モーションキュー」という乗り物酔い軽減機能が搭載されました。この機能をオンにすると画面内にインジケーターが表示されるようになり、これにより画面による酔いを感じにくくなるとされています。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選
「車両モーションキュー」とは?
「車両モーションキュー」は、特に乗り物酔いをしやすいユーザーに向けて設計された機能です。
一般的に、移動中のスマートフォン操作は視覚と身体感覚の不一致を生じさせ、これが酔いや不快感の原因となることが知られています。
この新しい機能は、iPhoneのディスプレイ上に特別な視覚効果を追加し、端末の揺れや動きと体の動きをシンクロさせることで、酔いの原因となる要素を軽減します。
車両モーションキューの設定方法は?
「車両モーションキュー」の設定方法は主に以下の2パターンあります。■コントロールセンターを使用する場合
コントロールセンター画面を長押しして、編集モードから「コントロールを追加」をタップ。一覧の中の「視覚アクセシビリティ」から「車両モーションキュー」を選択します。
コントロールセンターにアイコンを追加しておけば、オン / オフを簡単に切り替えられるようになり、便利です。
■設定アプリからのアクセス
「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」セクションから「車両モーションキュー」を選択し、機能を有効化できます。
車両モーションキューの仕組みは?
「車両モーションキュー」は、iPhoneのセンサーやカメラを活用し、端末の動きと視覚的な表示を連動させることで効果を発揮します。この機能をオンにすると、画面の端にモーションインジケーターが表示されます。
iPhoneが車両内の動きや揺れを検知すると、車の加速や減速、カーブに合わせてインジケーターが動きます。
これによりユーザーは視覚的に車両の動きを感じることができ、体が感じる揺れと画面表示の動きが一致することで、酔いを引き起こしにくくなるとされています。
車両モーションキューは効果があるのか
実際にこの機能を利用したユーザーからは、乗り物酔いが軽減されたといったコメントを多く目にしました。通勤や長距離移動の際にこの機能を使うと、以前よりも酔いを感じにくくなり、移動中のスマートフォン操作が快適になったということです。筆者もバスで試してみたところ、確かに画面が見やすくなったように感じました。筆者はもともと乗り物酔いをしにくいため、明確に「効果があった!」と言い切れないのが残念ですが、今後は積極的に使っていこうと思います。
コントロールセンターに設置しておけば、ワンタップでオン/オフを切り替えられる手軽さもうれしいポイントです。長時間の移動を要する旅行時や、車中の子どもが利用するときなどは、非常に有効だと思います。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)