サガミHD、上期経常を30%上方修正、通期も増額

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 サガミホールディングス <9900> [東証P] が11月5日後場(14:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前年同期は9.7億円)に30.0%上方修正し、増益率が3.1%増→34.0%増に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の18億円→21億円(前期は17.2億円)に16.7%上方修正し、増益率が4.5%増→22.0%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当中間連結会計期間の業績予想につきましては、来店客数の増加、及び各種施策効果により、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益につきまして、前回発表予想を上回る見込みとなりました。 また、通期業績予想につきましては、食材コストや人件費の上昇、及び長引く地政学的リスクの不透明な状況が続くことで、厳しい経営環境が予想されますが、引き続き提供価値の向上による「来店客数増」をはじめとして、効率化施策等を推進することで、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前回発表予想を上回る見込みとなりました。 今後も当社では、企業努力を推し進めメニュー価格の上昇を可能な限り抑えることで、相次ぐ物価上昇によるお客様の消費支出の抑制に対応し、更なる提供価値の向上に努めてまいります。また、提供価値を創り出す人財の「健康経営」を推進すべく、全店一斉休業の実施等の従業員の働く環境の整備に加え、政府主導の賃金上昇にも対応すべく、賃金制度の見直し等の取り組みを行ってまいります。※上記の業績予想につきましては、発表日時点で当社が入手可能な情報や予測等に基づき作成したものであり、実績の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。