※2024年4月撮影

トップ画像は「井の頭公園駅」ガードの脇、神田川を渡るよしきり橋から上流を見ています。ここから150メートルほどで神田川の流れが始まります。

井の頭公園の方に歩いていると不思議なモノがありました。枯れ枝で編んだサークル、中にも枯れ枝や枯葉が入っています。何か目的があるのかしら。

※2024年4月撮影

水門橋の石柱があり立札に「ここが神田川の源流です 神田川は善福寺川、妙正寺川と合流して隅田川に注いでいます」と書かれています。右が水門橋です。

※2024年4月撮影

水門橋の上から神田川。江戸時代から神田上水として江戸市中を潤してきた長い歴史があります。神田川は「JR中央線・総武線」の水道橋駅、お茶の水駅の横を流れて、「浅草橋駅」の南東で隅田川に流れ込んでいます。

※2024年4月撮影

実際の「流れ出し」は小さな堰の様になっています。

※2024年4月撮影

下流側から源流を見るとこんな感じです。

※2024年4月撮影

水門橋の東側は、ひょうたん池。現在は草などが茂っていますが、昔は木々を除いて植物などほとんどありませんでした。小学生の頃、筆者はこの池にプラモデルの戦艦を浮かべ走らせて遊びました。何隻か沈没したので、池の底でゴミになってしまいました。マブチの船外モーターも沈んでいます。(笑)

※2024年4月撮影

井の頭公園の池の東端と繋がっています。その部分にひょうたん橋があります。

※2024年4月撮影

ひょうたん橋。桜の季節が過ぎたウィークデイに来たので人はそんなに多く歩いていません。

※2024年4月撮影

ひょうたん池の反対側から水門橋。昔よりも水が驚く程キレイに澄んでいます。筆者が小学生の頃は、緑・茶色に濁っていました。

※2024年4月撮影

次回は、井の頭公園、満開の桜をご覧いただきます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和〜平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)