上沼恵美子“口は災いの元”痛感したママ友との苦い思い出「あの事件なかったら今の8倍しゃべってる」
タレント上沼恵美子(69)が2日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ベシャメルソースの思い出を語った。
同回では、牡蠣グラタンを芸能リポーター・中西正男氏に振る舞った。決め手となるベジャメルソースも手づくり。「ベシャメルソースは面倒くさいってみんな言いますけど、一番簡単で一番おいしい」という自身の作り方を伝授した。
実はかつて、このソースでの苦い経験があるという。「“ホワイトソースは缶詰を買ってくるのよ”って言ったママ友がいてね。私は“そんなんフライパンで簡単にちゃちゃっと作れるのに”って言うたら、そこから険悪なムードになってん。そこの家に8人ぐらいが寄せてもらってランチ食べてたんですけどね。私がそれを言ったら、その人がムス〜っとなって口聞かんようになってん」と回想した。
「知りませんけど、まあすぐ怒る奥さんでしたわ。しゃあないから“すみません、ちょっと用事思い出したんで”言うて帰って来ましてん、子ども連れて」と吐露。「ちょっと感じ悪かったですねえ…帰って来て3、4時間塞ぎ込んで。あ〜いらんこと言うたらあかんなあ!って思いました。口は災いの元やと」と落ち込んだという。
「何気に言うたんですけどね。ええ格好しようと思って言うたんじゃない。でも口は災いの元ってあこそで学んだんで、あれから私はしゃべらなくなったんですよ」とアピールした。
「そうかあ…それ以来、口数がずっと少ないまま来てはるんですね」と相づちを打った中西氏。スタッフから笑いが漏れる中、上沼は「そうなんですよ!私言うときますけどね、これでも口数が少ないんですよ」と強調し、「あのベシャメルソース事件がなかったら私、今の8倍はしゃべってます」と言って、爆笑を誘った。
その後も、「ほんま勉強になった…」と当時の修羅場を振り返り、相手の目がつり上がって「凍り付きましたもん…みんなも気を遣ってね。いらんこと上沼さん言うてはる…みたいなね」と吐露。「かわいそうだったのは連れて行った長男ですわ。まだ小っちゃいから何が起こったか分からん。すごい辛かったですねえ。帰って来て息子見たら、まだ遊びたかったのに、みたいな顔してる。言うたら親の失敗。“母の失敗”“母の失言”って見出しですわ。ほんと口は慎まなければいけない」と反省。ただ、「その奥さんも問題よ。でも場所借りとったからなあ…その家の人が優位ですわ」と苦笑いした。
中西氏が「その奥さんも、これ見て作ってほしいですけどねえ。そしたら、あのとき悪いこと言うたなと思いはりますわ」と話すと、上沼も「そうやねえ、そない思ったら電話ください」と続いたが、「いや怖いわ!…ほんまあのときはすみませんでした」と謝っていた。