「シグナルで連絡して」闇バイトでは“もはや常識”のアプリとは？ 秘匿性の高さ、一定時間でメッセージが削除される機能も
全国各地で相次いでいる強盗事件。容疑者の供述などから「闇バイト」に応募して犯行に及んだことが明らかになっている。
重罪に加担するきっかけとなっているのが、「シグナル」という秘匿性の高いアプリだ。アメリカで開発された秘匿性が高いメッセージングアプリで、利用者同士の通信内容や送信者の情報は暗号化されるため、外部からハッキングや盗聴することはできない。アメリカでは、上院議員の公式な連絡ツールとして認められている。
一定時間で自動的にメッセージが削除される機能もあり、昨今の闇バイト募集では「シグナルで連絡して」というのが常識となっているという。
お笑いコンビ・TKOの木本武宏は「知っていた」として、「数年前にアメリカの議員がこれで連絡を取り出していて。『今後はLINEよりもこっちの方が（使われる）』と聞いて、ダウンロードしたが、やっていない人が多かったのでほとんど使わなかった」と語った。その上で「LINEとよく似ている。外からハッキングされにくく、勝手に（メッセージが）消えていくみたい。24時間で消えるとか…」とアプリの特徴について説明した。
（『ABEMA的ニュースショー』より）
