中国で韓国人を反スパイ法違反容疑で逮捕したと発表 韓国側に半導体関連の情報漏らした疑い 8月には50代日本人男性をスパイ容疑で起訴 中国外務省

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中国外務省は、韓国人を反スパイ法違反容疑で逮捕したと明らかにしました。

中国外務省は29日の会見で「当該の韓国人はスパイ容疑で中国の関係部門に法に基づき逮捕された」と述べ、「中国の関係部門は中国にある韓国大使館に連絡し、必要な便宜を図っている」と明らかにしました。

韓国メディアによりますと、中国・安徽省に住む50代の男性が2023年12月、中国当局に拘束され、2024年5月に反スパイ法の違反容疑で逮捕されたということです。

また男性は中国の半導体大手企業で勤務経験があり、韓国側に半導体関連の情報を漏らした疑いがもたれている一方、「中国で半導体の革新技術にアクセスする権限はなかった」と主張しているということです。

反スパイ法を巡っては、2023年に拘束されたアステラス製薬の50代の日本人男性が2024年8月に起訴されています。