「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」がウェルネス事業を本格展開へ ターゲットは「ジム未経験者」・30代〜50代女性 2027年度には200店舗に拡大

写真拡大

気軽にピラティスなどが楽しめる、心と体を整える新しい提案とは。

10月にオープンしたTSUTAYAの店舗に行ってみると、“ピラティス”が行われていました。
「TSUTAYA Conditioning PILATES 千歳船橋店」では、本を読むだけでなく、体を動かしたりピラティスのレッスンを受けることができます。

「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が運営する「TSUTAYA Conditioning」。

28日に開かれた戦略発表会で、現在の10店舗から2027年度には200店舗までに拡大する計画を発表しました。

ここでは激しい運動用ではなく、ヨガやピラティスなど“体を整える”ための器具やプログラムが用意され、その合間には読書も楽しめます。

人生100年時代。
健康寿命の延伸に向けて関心が高まる一方で、人口におけるジム利用者の割合は高くないと見て、30代から50代の女性でジム未経験者をターゲットにしていきたいとしています。

カルチュア・コンビニエンス・クラブの高橋誉則社長兼CEO(高は“はしごだか”)は「もしかしたら5年後は、『TSUTAYAに行こう』と言ったら、本とコンディショニングで整えに行くというイメージができている世界かも」と話しました。

「TSUTAYA Conditioning」は都市部を中心に出店し、地方や郊外にも展開する方針です。