ドジャースのトミー・エドマン選手(写真:AP/アフロ)

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◇MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ ドジャース10-5メッツ(日本時間21日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースはメッツに勝利し、4年ぶり25回目のナ・リーグ制覇を達成。ワールドシリーズ進出を決めました。4番に入ったトミー・エドマン選手は、2ランを含む4打点の活躍をみせ、優勝決定シリーズのMVPに輝いています。

エドマン選手は、0-1で迎えた初回に逆転の2点タイムリー二塁打を放つと、3回にはポストシーズン1号の2ランを記録。この一発には、ベンチから大谷翔平選手も飛び出し、大興奮でした。大事な一戦で4番を託され2安打4打点の活躍。優勝決定シリーズのMVPに選ばれました。

シーズン途中にドジャースに加入し、8月から37試合の出場。両打ちの29歳は打率.237、6本塁打、20打点、OPS.711を記録しました。

このポストシーズンでは、11試合で打率.341、1本塁打、12打点を記録。打率はチームトップ、打点は大谷選手を上回り、ムーキー・ベッツ選手と並ぶチームトップタイです。特にメッツとの6試合では、計11打点の荒稼ぎ。まさに“ラッキーボーイ”として、短期決戦で存在感を放っています。

試合後、大谷選手は会見で「トミーは間違いなくMVPだと思っています。このシリーズだけでなくてシーズンの途中から来ましたが、本当に大きい仕事を、数字に残らないところも含めて本当に素晴らしい選手だなと思っています」と絶賛。「誰かが調子悪いときに誰かがカバーするような試合が多かったと思うので、そういう意味では素晴らしい試合が多かったなと思っています」と語りました。