【ジローナ(スペイン)19日=豊福晋】日本代表FW久保建英が所属するスペインリーグのRソシエダードはアウェーでジローナと対戦し、1―0で勝利した。久保は後半20分から出場した。

 代表週明けの試合で久保は控えとなりベンチから戦況を眺めた。RソシエダードはエースFWのオヤルサバルが頭で押し込み先制。後半からピッチサイドでアップを開始した久保は後半20分にFWオスカルソンにかわり右ウイングのポジションに入った。後半33分には右サイドをドリブル突破しエリア内でクロスを上げるなど追加点を狙い果敢に攻めた。ロスタイムには久保が右サイドでDFをかわしエリア内まで進みシュートに持ち込むも惜しくもサイドネットへ。得点はならなかったが約30分間の出場で存在感を見せた。

 Rソシエダードの各国代表選手の中でも久保の代表週における移動距離は際立っており、アルグアシル監督は疲労を考慮。翌週には欧州リーグを控える指揮官は「今日は決定機をものにすることができた。チームが良ければ疲労は感じないものだ」と満足げだった