「美女と純情男」イム・スヒャン、初の1人2役に挑戦“今までの演技で最も緊張した瞬間”

写真拡大

女優のイム・スヒャンが「美女と純情男」放送終了の感想を伝えた。

イム・スヒャンは最近、最高視聴率21.4%(ニールソンコリア、全国平均基準)を記録して放送終了となったKBS 2TV週末ドラマ「美女と純情男」で、トップスターのパク・ドラ役を熱演した。

彼女は視聴者からの愛に恩返しするため、所属事務所のFNエンターテインメントを通じて同作に出演した感想を伝えた。

――「美女と純情男」が最高視聴率21.4%を記録し、成功裏に終了しましたが、感想を教えてください。

イム・スヒャン:久しぶりに長編ドラマに出演しましたが、長い間みなさんと過ごしたので、別れるのが寂しいです。すごく難しい作品だったので、自分自身に厳しくなりながら作り上げた作品です。なので終了を迎えてすっきりすると思っていましたが、親しくなったキャラクターと別れるのは、予想よりも寂しい感じがします。次回も良い作品でお会いしたいです。

――パク・ドラとキム・ジヨンの1人2役を演じましたが、準備したことや準備する過程で大変なことはありましたか?

イム・スヒャン:実は、台本をもらう前までは方向性が分からなかったので、撮影中に台本をもらって本当に途方に暮れました。同じ顔だけど別人という事実を、視聴者の方々に納得してもらわなければいけない状況だったので、心配になりました。ですが、台本にキム・ジヨンのキャラクターがとても魅力的に描かれていたので、時間の余裕がない状況でも、周りに助けてもらいながら愛らしいキム・ジヨンを完成させることができました。

――イム・スヒャンが考えるパク・ドラは、どんな人物ですか?

イム・スヒャン:パク・ドラという人物がずっと変化を続ける人物だったので、性格や方向性をあえて決めませんでした。その代わりに、ピルスン(チ・ヒョヌ)を愛する気持ちは忘れないように演じました。

――撮影中に印象的だったシーンやセリフは何ですか?

イム・スヒャン:キム・ジヨンが最初に放送局に入社して、ピルスンのチームに挨拶するエンディングシーンが一番印象的でした。「こんにちは、キム・ジヨンです。よろしくお願いします」という台詞の緊張感と、ときめき、不安を実際の私も感じましたし、笑いが絶えずNGがたくさん出たシーンだったので、記憶に残っています。もう一つは、市場のおばさんとして登場したシーンです。多分、今までの演技で最も緊張した瞬間だったと思います。

――ロケ現場で共演者とのケミストリー(相手との相性)はどうでしたか?

イム・スヒャン:ロケ現場で先輩方がとても優しく、たくさん配慮してくださったので幸せに撮影することができました。何よりも、ピルスンと撮影するシーンが一番多かったですが、チ・ヒョヌさんは作品に深く入り込む方で、実際に私がドラであるかのように大切にしてくれたので、私も愛する気持ちを上手く表現することができました。感謝の言葉を伝えたいです。

――――女優イム・スヒャンにとって「美女と純情男」はどのような作品として記憶に残ると思いますか?

イム・スヒャン:自分自身、とても葛藤しながら作り上げた作品なので、ずっと記憶に残りそうです。また、さまざまなことに気づき、成長できた作品でした。とても勉強になりました。

――「美女と純情男」の視聴者へ最後の挨拶を一言お願いします。

イム・スヒャン:これまで「美女と純情男」を視聴していただき本当にありがとうございます。寒い冬、ゆらゆらと揺れる桜の季節の春を経て、蒸し暑い夏、そして涼しい秋まで、四季を皆さんと一緒に過ごせて幸せでした。長い間、「美女と純情男」と共に一緒に泣き笑い、応援してくださったことを忘れません。また別のキャラクターで、良い演技をお見せできるように頑張ります。ありがとうございました。