西洋男性から精子提供受け、韓国でシンママタレントとして活動する日本人女性(45)の日常がTVで公開

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韓国で活動する日本人タレント藤田小百合(45)の“孤軍奮闘”が、視聴者から熱い応援を受けた。

【写真】藤田小百合、ナイジェリア人男性と熱愛?

10月17日に韓国で放送されたバラエティ番組『パパは花中年』(原題、チャンネルA)第25回では、西洋男性から精子提供を受けて息子を出産した藤田が、4歳の息子ゼン君君一人で育てる日常が公開された。

まず起床後、藤田は食卓に足を乗せたり、食事中に歩き回るゼン君を叱る。1時間半をかけて朝食を食べさせたあと、登園に成功した。

(写真提供=OSEN)藤田小百合

保育園のママ友たちとも和やかに挨拶を交わすと、不動産屋の社長と昼食を楽しんだ。特に、藤田は不動産で勤務中のキム部長に対して、「ゼンの保育園で行われた“パパ参加授業”にも参加してくれた、ありがたい方」と紹介して注目を集めた。

続いて、藤田は「ゼンにパパがいないので体力勝負がカギ」と話すと、直ちにマーシャルアーツトリッキングのトレーニングのため体育館へと向かった。

その後、ゼン君を保育園に迎えに行き、スーパーで夕食の買い物をすることに。

「パパはいない」とストレートに教えたワケ

この過程で、ゼン君がトイレに行きたいと言い出した。彼はまだ、一人で後始末をすることはできないが、「僕は男子トイレに行く」と意地を張る。

藤田は落ち着いてゼン君を説得し、女子トイレで解決させたが、ゼン君は「僕は男子トイレに行きたかった」としてご立腹の様子。この状況をスタジオで見守っていた出演者たちは、「失敗してでも男子トイレに一人で行かせる方がいいよ」と助言した。

そして帰宅した2人。藤田は夕食の準備をゼン君にも手伝わせるなどして、自立心を育てようと奮闘。藤田は、夕食後も休む暇もなくトランポリンで遊ぶエネルギッシュなゼン君を入浴させようと、再び力を振り絞ったのだった。

(写真提供=OSEN)藤田小百合とゼン君

特に注目を集めたのは就寝シーンだった。藤田はベッドでゼン君に童話を読み聞かせたのだが、その作品は多様な家族の形態を説明するという内容だった。

この時、ゼン君に“我が家”の形態について尋ねられた藤田は、母親と子供だけの家族の絵を選んだあと、「パパはいない」と言及。スタジオが残念な反応を示すなか、藤田は「遠回しに言うとゼンが真実を知った時に傷つくのではないかと思った。正確に教えようと思う」と淡々と説明。紆余曲折の末にゼン君を寝かせた藤田は、日本で暮らす実母とテレビ電話を行った。

藤田の母親は現在、乳がんの手術後、抗がん剤治療中だという。「8回目の治療が終わり、寿司も食べられる」と話したあと、抜けた髪の毛を思いっきり公開して笑った。最後に藤田は「子供さえ産めば母親になれると思ったが、日々母親になっていく過程を体験している」と、ゼン君に向けた惜しみない愛情を表わした。

(記事提供=OSEN)

◇藤田小百合 プロフィール

1979年10月13日生まれ。東京都出身。韓国で活動する日本人タレント。2007年の韓国KBS2バラエティ番組『美女たちのおしゃべり』(原題)でブレイク。その後、韓国で数々のバラエティ番組に出演して顔を知らせた。40代に突入すると、子宮年齢がすでに「48歳」という診断を受け、自発的に“未婚の母”になることを決意。精子バンクに保管された西洋男性の精子提供を受けて妊娠し、2020年11月に日本で3200gの男児ゼンを出産した。