【独自インタビュー】「まだまだ先は長い」梅宮アンナさん11月に右乳房全摘手術 “ステージ3A”抗がん剤治療で頭髪抜け決意固まる 帰国の娘と共に闘病
乳がんと診断され闘病中のタレント・梅宮アンナさん(52)が、右胸の全摘出手術を11月に受けることを明かした。アンナさんは、ステージ3Aのがんと診断されており、抗がん剤治療で髪を失う経験から手術への迷いはないと語った。
ステージ3Aの乳がん「浸潤性小葉がん」を公表
乳がんと診断され闘病中のタレント・梅宮アンナさんが17日、「イット!」の単独取材に対し、11月に右胸の全摘出手術を受けることを明かした。
アンナさんは手術を受ける理由について、「(右胸付近を指さして)ここに、斜めにメスを入れる。体の中にがんがあるのが分かっている以上、爆弾が胸にあるまま生活しているので、早く取ってしまいたい」と話す。
アンナさんは2024年8月、自身のSNSで「ステージ3A」の乳がんであることを公表。医師による診断は「浸潤性小葉がん」で、発症率は乳がん全体の約5%と低く、50歳以降に発症しやすいがんとも言われている。
ファッションモデルとして、カリスマ的な人気を誇ったアンナさん。右の乳房を全摘出することについて聞くと、「私の場合は52歳なので。がんで胸がなくなったとしても、別に私の人生変わるのかなと思って。胸があったことで男の人にモテたとかそういう経験もないし…」と、一切迷いのない答えが返ってきた。
アンナさんの覚悟が固まったのは、抗がん剤治療で髪の毛が抜け落ちた経験からだ。
その時の経験について「髪の毛がないので、ウィッグなしで外を歩くわけにはいかない。髪の毛がゴソッとなくなったときに『こういうことなんだ』と経験してよかった」と語った。
「まさか帰ってきてくれるとは」娘が日本に戻って支える
そんながんとの闘いの中で強い味方となっているのが、一人娘の百々果さんだ。
がんと診断された当時は、アメリカで暮らしていたがすぐに帰国し、今は日本で母親を支えている。
アンナさんは「(娘は)最初、アメリカで泣いていた。病院に連れていってくれたり、色々してくれる。まさか帰ってきてくれるとは思っていなかった」と涙ぐむ。
アンナさんは9月、肺炎を発症し入院していたが、10月になり症状がやわらぎ退院した。
最後に、アンナさんは「肺炎も治りまして、今後は通常の治療に戻っていきます。まだまだ先は長いです。これから色々なことが起こると思うが、その都度SNSを通して発信して、(がんで)頑張っている人と一緒に頑張っていきたい」と強い決意のこもったメッセージを送り、インタビューを締めくくった。
(「イット!」10月17日放送より)