「一人一人を大切にする教育へ転換必要」小池知事が指摘 東京都“これからの学校の在り方”を議論
東京都は、これからの学校の在り方や役割を考え直す教育会議を開き、小池知事は一人一人を大切にする教育への転換が必要と指摘しました。
小池知事:
グローバルな環境において力を発揮できる人をどう育て行くのか。これからの学校の在り方を考えるという、大変大きなテーマについて柔軟な発想で議論を深めていきたい。
東京都は、これからの教育の基本的な方向性を示す「教育施策大綱」を2024年度中に改訂する予定です。
小池知事は「大量生産、大量消費時代に作られた教育システムは効率だけを考えてきた。
マスの時代から、一人一人を大切にする教育への転換が必要だ」と述べ、学校の在り方を大きく変える必要があるとの認識を示しました。
教育委員からは「1人の教師が、35人に一律に教える学習スタイルはもう古い」「児童、生徒一人一人のデータを蓄積して、それぞれにあった教育方法を考えていくスタイルもあるのではないか」などの意見が出されました。