ジェジュン、養子であることについて語る「MV撮影中にかかってきた電話で知った」

写真拡大 (全3枚)

歌手ジェジュンが養子であるという事実が再び注目されている。

【写真】ジェジュンの“美麗横顔”にファン騒然

10月16日に韓国で放送されたMBCトークバラエティ『ラジオスター』には、コメディアンのキム・ビョンマン、ジェジュン、ボーイズグループZE:Aのキム・ドンジュン、ガールズグループFIESTARのチャオ・ルーが出演し、“生存の達人”特集が組まれた。

特に、東方神起、JYJとしてともに活動したジュンスに続き、15年ぶりに地上波トークバラエティに出演したジェジュンは、謎めいたイメージを捨てて率直なトークを披露した。

(写真=MBC)ジェジュン

ジェジュンは姉8人を含む大家族の末っ子である。「嫁姑問題はなさそうだ」と冗談交じりに公開求婚をし、またもや笑いを誘った。自分が養子であることは以前、ミュージックビデオの撮影中にかかってきた電話を通じて知ったと伝え、注目を集めた。

ほかにも、“ロックスター病”が兵役中に治ったエピソードをはじめ、自らプロデュースした新人ガールズグループSAY MY NAMEの宣伝まで、話題は尽きることがなかった。

以前、ジェジュンはほかのバラエティ番組で「兄が幼い頃に養子になったので、姉とは1歳も離れていない。姉にすごく申し訳なく思っているのが、姉は自分と1歳も差がないことを隠そうと自分の誕生日に一度もお祝いすることができなかった。ずっと」と吐露した。

続けて、「それを20歳のときに知った。それで誕生日を元通りにしたら10カ月も差がなかったので、自分が偽の年下の友達のように感じられた。自分が早く入学したので(姉とは)同じ学年だった。いろいろ複雑なことが多い」と話した。

(写真=YouTubeチャンネル「[Kangnami]」ジェジュン

2016年、ジェジュンの実父であると主張するハン氏が養父母を相手に実子関係不在確認訴訟を起こし、ジェジュンの家族関係が明るみに出た。

ハン氏は1980年代後半、ジェジュンの生母と離婚した後、親権を妻に渡して消息を絶ったまま生きてきたという。ハン氏は、「ジェジュンの養父母が合法な養子縁組の手続きを経ず、ジェジュンを実子として入籍させた」と主張した。

これに対し、ジェジュンの当時の所属事務所は「今回の訴訟で明らかにされた通り、ジェジュンが養父母のもとで育ったのは事実だ。数年前、ジェジュンと所属事務所は、現在の両親と生みの母親の関係について知り、(養子にされた)事実を確認したが、プライベートなことなので公開しなかった」と立場を表明した。

加えて、「ジェジュンは現在の両親および生みの母親と良い関係にある」と伝えた。

これについて、ジェジュンは、「詳しい内容はよく覚えていないが、ハン・ジェジュンと名付けてくれた生みの親がいるという事実を数年前に知った。今まで育ててくれた両親はもちろん、産んでくれた母とも仲良く過ごしてきた。実の父に訴訟を起こすほどの問題があったのかはよく分からないが、過去よりも現在が重要だと思う」と語った。

さらに、「今までと同じように(キム・)ジェジュンとして名を残したいし、今後も(キム・)ジェジュンとして生きていきたい。両方の親には、家族のように愛し合いながら過ごしていってほしい」と述べた。

◇ジェジュン プロフィール

1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc〜en〜CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。