スペイン中部タラベラ・デ・ラ・レイナ郊外のテージョ川に架かるカスティーリャ・ラ・マンチャ橋/Panther Media GmbH/Alamy

(CNN)スペイン中部にある同国一高い橋で支柱によじ登ろうとした英国人の男性(26)が、転落して死亡した。

地元当局の13日の発表によると、男性はスペイン中部タラベラ・デ・ラ・レイナ郊外のテージョ川に架かるカスティーリャ・ラ・マンチャ橋から転落した。

死亡した男性は、この橋に登ってSNSに掲載するコンテンツを制作する目的で、24歳の英国人男性と一緒にタラベラを訪れていた。

橋に登ることは禁止されていると当局者は説明し、「いかなる状況であっても許されないと、我々は何度も強調した」と話している。男性の遺体は葬儀場に運ばれた。

カスティーリャ・ラ・マンチャ橋は2010年に完成した斜張橋で、高さは180メートル、全長318メートル。

SNSに投稿する写真を撮ろうとして命を落とす人は、世界中で後を絶たない。

20年12月にはオーストラリア南東部ビクトリア州の展望台で写真を撮ろうとした女性が転落して死亡した。

19年11月にはタイのサムイ島にある滝で自撮り写真を撮ろうとしたフランス人観光客が転落死。同じ場所では同年7月にもスペイン人観光客が転落して死亡していた。