中国代表が北中米W杯アジア最終予選の第3節オーストラリア代表戦のため敵地アデレードに移動する際、学生チームと間違われたようだ。中国『QQニュース』など複数メディアが報じている。

 中国は先月にアウェーで行われた日本代表との初戦で0-7の大敗を喫すると、ホームでのサウジアラビア代表戦も1-2で落として開幕2連敗。国内の厳しい世論を考慮して今回は飛行機をチャーターせず、乗り継ぎを含めて約16時間かけて現地に到着したという。

 中国『QQニュース』が「恥ずかしすぎる!」と伝える出来事が起きたのは、シドニーで乗り継ぎ便を待っている時だった。その場にたまたま居合わせた一般の中国人が選手に対し、どこの学校で何のスポーツをしにオーストラリアに来たのかを質問。友人に指摘されるまで自国の代表チームだとはまったく気づかなかったようだ。

 同メディアは「この中国人は、サッカー代表チームを学生チームとみなしていることが判明した!」とし、メディア関係者が「代表チームはシドニーではあまり認知されていない。これが現実だ」と嘆いたことも紹介した。