TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、歌手・女優の菊池桃子さんと爆笑問題・田中裕二さん。ここでは、田中さんが菊池さんの銀幕デビュー作品「パンツの穴」について語りました。

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(左から)田中裕二さん、菊池桃子さん


◆菊池「ギャハギャハ笑いながら撮影していました」

田中:菊池さんはデビュー40周年! すごくないですか!?

菊池:“私っていくつなんだろう?”ってちょっとビックリしちゃいますけど(笑)。16歳で歌手デビューしたので、それから40年。

田中:1984年ですよね?

菊池:そうなんです。

田中:この年は、まだ爆笑問題は結成していないんですけど、太田(光)と田中が大学に入学して出会った年なんですよ。

菊池:へぇ! うれしい!

田中:たまたまですけど(笑)。それで、大学に入学したあたりの時期に、友達と(菊池さんの)デビュー映画「パンツの穴」を観に行きました。

菊池:ありがとうございます!

田中:なかなか面白い映画でしたよね。下ネタもありで“ちょっとだけエッチなコメディ”みたいな。

菊池:そう。ヒロインをやらせていただいた映画で“青春グラフィティ”っていったかな? この映画を撮ったのが中学3年生だったんですけど、当時は心が子どもすぎて、ギャハギャハ笑いながら撮影していましたね。

田中:あれから40年ですからね。

菊池:いやぁ、本当にいろいろあったなぁ……フフフ(笑)。

◆デビューを後押ししたのは“反抗期”?

田中:デビューした頃って“アイドル全盛期”というか、戦国時代のような感じだったでしょ?

菊池:すごかったです! 先輩たちもキラキラしていて……私は本当に普通の家で育ったんですよ、芸能界への憧れとかもなかったし。でも、スカウトされたときはちょっと反抗期でして。

田中:ちょうど思春期ぐらいだもんね。

菊池:そうなんです。それで、親がわたしに「そんな知らない世界は危ないじゃないか!」って言ったから「いや、やってみたいもん!」みたいな(笑)。それで飛び込んでしまいました。

田中:だけど、すごかったもんね。デビューするなり「Momoco」という雑誌ができちゃってね。

菊池:先ほどおっしゃっていた「パンツの穴」という映画が、「BOMB」という雑誌の企画の1つで、その姉妹誌に“ヒロインに選ばれた子の名前がつく”っていうものだったんですよ。

だから、実際に「Momoco」という雑誌ができても、当時は“そうなんだ”とあまり驚かなかったというか、不思議にも思わなかったんですけど、後で考えるとすごく光栄なことですよね。

田中:ものすごいデビューの仕方だもんね!

菊池:名前もすぐに覚えていただけて。

田中:また桃子っていう名前も(菊池さんの)イメージにピッタリでしたから。

菊池:ありがとうございます。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00