冷凍食品等の「〇人前」に異議あり 食べ盛りの本音を描いた漫画に共感の嵐

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 猫ちゃんたちとのコミックエッセイ「レオとシロウのドタバタ猫日記」(KADOKAWA)などで知られる、漫画家の「秀」さんがXに投稿した1ページ漫画に多くの共感が寄せられています。

 冷凍・冷蔵食品のパッケージやレシピ本等に書かれている「〇人前」という表記に、違和感をもったことがある方であれば、思わず首を縦に降ってしまうこと間違いなしです。

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■ 「2〜3人前」は1人で余裕で食べきれてしまう

 漫画のタイトルは「心意気」。1コマ目に描かれているのは、「要冷凍」「ゆで」といったパッケージの表記で、あわせて「2〜3人前」であることが明記されています。

 続くコマには、これを鋭い目つきでにらむ秀さん、そして最後のコマでは「これが何人前なのかは……私が決める!!」というセリフと共に、商品をかごに入れるようすが描かれています。

 まるで映画「アルマゲドン」のワンシーンを彷彿とさせる勇ましい姿ですが、左下には小さく「独身・一人暮らし ずっと食べ盛り」との補足も。やっぱり、一食で食べきってしまうつもりだったようです。

■ 「2〜3人前は実質ただの大盛り」など同意の声が続々

 筆者は決して大食い、というわけではないのですが、これには完全に同意しかありません。パスタは100gじゃ絶対に足りないし、炒飯1人前×2袋は毎度のように1回で使い切ってしまいます。筆者もまた40歳食べ盛りです。

 漫画を描いた経緯について秀さんに聞くと、「一人暮らしをするようになってからずっと感じていて、毎回こう思いながら買い物しています」とのことで、複数人用の表記のものでも、一回で全てペロッと食べてしまうそう。足りないんだからしょうがないですよね。

 そんな長年感じていた違和感には、「2〜3人前は実質ただの大盛り」「あれで足りてる人が本当に多数派なの?」といった同意の声が続々。同じ食べ盛りの皆さんから7万件を超えるいいねが寄せられています。

 投稿への反響に「多くの人が同じように1人1回で完食されているようで安心しました(笑)」と秀さん。この先いくつになっても、「これが何人前なのかは私が決める」、このスタンスを崩したくないものです。

<記事化協力>
秀さん(@hide_pau)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024091003.html