最終予選で黒星スタートとなった豪州のアーノルド監督。(C)Getty Images

写真拡大

 オーストラリア代表は現地時間9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で、バーレーンとホームで対戦。格下相手にまさかの黒星を喫した。

 オーストラリアはスコアレスで迎えた77分に、クシニ・イェンギが一発レッドで退場。数的不利となると、89分に相手MFアブドゥラ・アル・クラシの左からのクロスがDFハリー・サウターに当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれて失点。0−1で敗れた。

 豪州メディア『Sydney Morning Herald』によると、オーストラリアのグラハム・アーノルド監督は、「相手のディフェンスをリスペクトしなければならない。バーレーンはとてもよく準備していた。彼らは10日間、ここ(オーストラリア)にいて、体力的にも我々との戦いに万全なのが見てとれた」と相手を称える。
【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番
 また、ボールポゼッション率で70パーセント以上を記録しながらも敗れたことについて、指揮官は以下のように述べている。

「相手はバスを停めて(守備を固めて)、6バックにして人数をかけてきた。バーレーンは体格が大きく、フィジカルが強いチームだ。我々にはクオリティはあったが、創造性が低下していた」

 敵地でオーストラリアを下したバーレーンは、10日に対戦する森保ジャパンにとっても厄介な相手となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部