大谷翔平とエ軍ファンの途切れぬ“絆” ド軍指揮官も感嘆「見ていて素晴らしかった」
大谷の“エ軍本拠地凱旋”にロバーツ監督が言及「あの光景は素晴らしかった」
ドジャースの大谷翔平投手は3、4日(日本時間4、5日)に敵地・エンゼルス戦に出場。昨年まで6年間在籍した古巣の本拠地で移籍後初めて公式戦に臨み、“歓待”を受けた。デーブ・ロバーツ監督も「あの光景は見ていて素晴らしかった」と語った。
2試合とも「1番・指名打者」で出場した大谷。エンゼルスタジアムの電光掲示板に「Welcome Back Shohei Ohtani」と表示され、打席の際には「USED TO WORK HERE(かつてここで働いていた)」とビジョンに表示されたり、2022年に使用していた登場曲「The Greatest Showman」が流された。ファンもスタンディングオベーションと大歓声で迎え、3日(同4日)の試合で適時三塁打を放った際には大歓声が球場を包み込んだ。
“歓迎ムード一色”だった2試合について、米ラジオ局「Sirius XM」のチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演したロバーツ監督は「あの光景は見ていて素晴らしかった。彼がどのように受け止められるかが話題になっていたのは知っている。エンゼルスファンが、彼が球団のためにしたことについて感謝の気持ちを表したのは素晴らしかった」と述べた。
さらに「最終的にはビジネスの観点で(ドジャース移籍を)決断したが、それでも彼があの球団(エンゼルス)のためにしたことは変わらないので、あれは良かったし、彼自身も好意的に受け止めただろう。どちらにせよ、彼のプレーには影響しなかったと思うが、あのように歓迎されたのは良かった」とも述べた。大谷がエンゼルスで残した6年間を改めて称え、“凱旋試合”の雰囲気を評価していた。(Full-Count編集部)