怖すぎて泣いた「懐かしの最恐ホラーゲーム」7選。リメイク&新作情報にも注目

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―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

 背筋が凍るようなホラーゲームは、じめじめした夏にピッタリ。子どものころにあまりにも怖すぎて、夜トイレにいけなくなった……そんなゲームが1本や2本はあったでしょう。
 今回は、トラウマ級の怖さを誇る懐かしのホラーゲーム7本を、リメイクや新作情報とともにお届けします。みなさんはどれが思い出に残っていますか?

◆●ファミコン探偵倶楽部
ファミコンディスクシステム/任天堂

 ディスクシステムで展開された、任天堂としては珍しいホラー風味の探偵アドベンチャー。空木探偵事務所の助手である主人公の少年が、村の死人蘇り伝説や学校の怪談に隠された事件の真相を探っていきます。特に第2弾『うしろに立つ少女』(1989年)の終盤は、小学生を恐怖のどん底に突き落としたとして、いまだに語り草です。

 この8月29日には、『うしろに立つ少女』以来、なんと35年ぶりの新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』が発売予定(1997年にサテラビューで配信された幻の第3弾『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』から数えても27年ぶり!)。不気味な都市伝説に見立てた殺人事件に、空木探偵事務所のメンバーが挑みます。今回もトラウマ級のシーンはあるのでしょうか?

◆●スウィートホーム
ファミコン/カプコン

 伊丹十三監督が製作総指揮、黒沢清監督が監督・脚本を手掛けたホラー映画『スウィートホーム』。映画公開と同年の1989年に発売されたのがこのファミコン版。映画と同じく呪われた館・間宮邸に閉じ込められたテレビ取材班が脱出を試みます。

 基本システムはRPGですが、死んだ仲間は絶対に生き返らないというのが最大の特徴。教会に行けば復活するなんて救済が存在しないのが衝撃でした。ゲームの鍵を握る巨大フレスコ画も、物悲しいBGMと相まって深く印象に残っています。

 ファミコン期には映画を元にしたゲームが数々ありましたが、どれも権利関係の問題でリメイクが難しいのが現状。『スウィートホーム』も幻の一本になりつつあります。

◆●かまいたちの夜
スーパーファミコン/チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)

 部屋を暗くしてヘッドホンをつけて遊ぶと怖さ倍増! と口コミで広がり、スマッシュヒットした『弟切草』(1992年)。それに続くサウンドノベル第2弾が『かまいたちの夜』(1994年)です。推理作家の我孫子武丸さんがシナリオを担当した本格ミステリーでありつつ、『弟切草』のホラー色も引き継いでいます。

「こんや、12じ、だれかがしぬ」という衝撃メッセージといい、ストーリー後半の戦慄展開といい、まだホラーゲームが少なかった時代、本気で震え上がったものです。人物がシルエットのグラフィックも想像力を掻き立てました。

 9月19日にはシリーズ3作目『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』(2006年)の移植版が発売予定(Nintendo Switch、PS4、Steam)。『1』『2』のメインストーリーも収録されています。ドット風フォントへの切り替え機能、ゲーム内の楽曲70曲以上を収録したサウンドプレイヤーなどが追加要素。

◆●バイオハザード
PS1/カプコン

 1996年にPS1で発売された、言わずと知れたサバイバルホラーの金字塔『バイオハザード』。ラクーンシティ警察の特殊部隊「S.T.A.R.S.」メンバーが、大量のゾンビが徘徊する洋館を捜索する……。怖くて最初の食堂からしばらく出られなかったという人も多いのではないでしょうか。窓から飛び込んでくるゾンビ犬にも心臓が止まりそうになりました。

 近年はシリーズのフルリメイク『RE』を展開中。2023年3月には『バイオハザード RE:4』がヒットしています。

◆●夕闇通り探検隊