蒸気機関車から北陸新幹線まで…南正時氏が60年で捉えた『ふくいの鉄道写真』
福井新聞社は、鉄道写真家・南正時氏の活動60周年を記念した写真集『ふくいの鉄道写真』を8月8日(木)に発売する。価格は3,850円。
雪煙を上げて走る旧国鉄時代の越美北線の蒸気機関車や、「特急街道」と呼ばれた北陸線を代表する「雷鳥」「しらさぎ」、廃線となった福井鉄道南越線など、南氏が撮影した80点の作品を収録する。
東海道新幹線の試験走行を偶然に撮影したことをきっかけに、17歳で鉄道写真に目覚めた南氏。フリーのカメラマンとなった後も、故郷の福井には毎年帰郷し、四季折々の鉄道風景を捉え続けた。
2024年3月には、北陸新幹線が福井敦賀まで延伸。自身の写真家としての出発点が新幹線だっただけに、北陸新幹線への思い入れはひとしおだという。写真集には、北陸新幹線の試験走行の様子や開業日のシーンも収録し、昭和から令和にかけての福井の鉄道史を網羅しているという。
南氏は「福井の美しい自然は列車との相性が良く、特に越美北線沿線は日本屈指の景観だと思っている。鉄道写真を通じて全国の皆さんに福井の良さを伝えたい」とコメントしている。
写真集の出版を記念し、東京の書泉ブックタワーと敦賀駅に隣接する公設民営書店「ちえなみき」でトーク&サイン会を実施する。トークショーでは、フリーカメラマンを目指したきっかけや写真集に収録された写真の撮影秘話などを語る。
福井駅、敦賀駅、越前たけふ駅近辺の施設で写真展も実施。写真集から15~30点をパネル展示する。
