トヨタ「凄い車中泊モデル」実車展示! TOYOTAエンブレム×ゴツ顔採用!? 黒い「カムロード」現る!
戦闘車両!? オールブラックなゴツ系キャブコン登場
キャンピングカーの需要は着実に増えていますが、中でもキャブコンバージョン(キャブコン)と呼ばれるカテゴリーは、数年前ではあり得ないほどメジャーになりました。
そんな中、従来のイメージを完全に覆す新型キャブコンが登場しました。それが、ダイレクトカーズの新「トリップ・ブラックエディション」です。
【画像】かっこいい! これが「斬新トヨタ車中泊」です。画像を見る!(30枚以上)
トヨタ「カムロード」というキャンピングカー専用シャシーをベースに、居住部分であるキャンパーシェルを積んだものをキャブコンといいます。
キャブコンの良さは、何と言っても装備と居住空間。
欧米のモデルほどではないにせよ、実用的なキッチンやダイネット(くつろぎスペース)が装備されており、中にはシャワー&トイレルームが備わっているものも。
電装系も充実しているので、家庭と大差のない生活を送ることが可能です。
そんなキャブコンはこれまで、外観に特徴がなかったのがデメリットのひとつ。
トラックの頭に空間効率優先の箱形キャンパーシェルを付けていたため、白物家電的な地味さがありました。
しかし、数年前から見た目や空力性能を考慮したモデルが登場し、「キャブコン=見た目の特徴がない」というセオリーを払拭しつつあります。
そして今回の「東京キャンピングカーショー2024」で、従来のイメージを完全に覆す新型キャブコンが登場しました。
それが、ダイレクトカーズの新「トリップ・ブラックエディション」です。
ブラックエディションはこれまでもラインナップされていたモデルなのですが、今回さらにブラッシュアップ。
トラック然としたカムロードのマスク、ドアパネルに新造形のエアロパーツを装着し、まるで戦闘車両のようなエクステリアを創ってきました。
「キャブコン=トラック顔を完全に打ち破る外観にしてみました」と、同社の百田雅人社長。
このまま戦場を走っていても違和感がない、スパルタンな見た目に仕上がっています。
同車の特徴はさらにあります。それは、両サイドのパネルがキッチンカーのような大きく開くこと。
キャブコンは通常、居住部分のシェル強度を確保するため、開口部をできるだけ小さくする傾向があります。
そのため、ドアや窓を開けても、あまり開放感がないのが残念でした。
その点、このモデルは車外とシームレスなダイネットにすることが可能なので、晴れの日はもちろんのこと、雨でもストレスなく車内で過ごすことができます。
加えて、装備もゴージャス。外観同様にブラックに統一された車内には、常設ダブルベッドやバンク部の大型モニター、大型冷凍冷蔵庫、通常の1.5倍はあるシャワールームなど、まるで走るコンドミニアム。
サイドオーニングを展開した時に、外で使える装備なども考えられています。
ちなみに価格は約1600万円ですが、とにかく標準装備が充実。
見た目のインパクトも十分あり、むしろリーズナブルにさえ思えてしまいます。
他人とはひと味どころか、まったく違う1台になること請け合いです。